(コロナ禍以前は、こんな感じで休日を過ごす人が多かったですよね)
方眼紙のノートへ、青色のペンで書く人がいます。
なぜでしょうか?
下記の書籍によると、「青は創造性を生み、赤は正確性をつくる」という論文があるそうです。
私はボールペンを使う時、黒・赤・青の3色を使っています。
しかし、使い分けにそこまでの明確な理由はありません。
赤は重要なところ。
黒と青は本文を気分で変えているだけです。
ただし、モノクロコピーをする際は、青だとどうしても薄くなりがちなので、黒を使った方がいいかなあと思っています。
ノート術や手帳術で、筆記用具の「色」にフォーカスしたものを多く見受けられます。
著者の独自の使い方に注目してみるのも良いですね。
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●『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』(高橋政史 著)より
それ以来、何人もの「方眼×青いペン」で書く外資系コンサルタントを目にしてきました。
「なぜ青いペン?」と聞いてみると、「気分がいいんだ」「思考が走るから」「黒だと違和感があるから」など、いずれも感覚的な答えが返ってくるだけ。
人間の思考や行動は目にする「色」の影響を受けます。
部屋の「色」や服装の「色」を変えると、気分も変わりますよね。
勉強や仕事のパフォーマンスにも「色」が関係するのでしょうか。
知的生産と「色」の関係について、興味深い論文があります。
学術雑誌『サイエンス』(Web版)に発表され、2009年2月6日付の『The New York Times』のWeb版にも掲載された、ブリティッシュコロンビア大学のルイ・ジュリエット・ツー助教授らの論文によると、「青は創造性を生み、赤は正確性をつくる」ということです。
「方眼×青いペン」、さっそく試してみてはいかがでしょうか。
知的生産には気分やモチベーションが大きく影響します。
クリエイティブ思考をしたいときには、「方眼×青いペン」を使い、青い色のもつ、クリエイティブな効果を体感してみる価値はありそうですね。
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筆記具も「書き心地ファースト!」でいきましょう。
例えば、仕事で使うなら「黒・青・赤」の3色があるPILOTの「Vコーン」はおすすめです。
このVコーンの3色はBCGでは常備されており、コンサルタントは自由に、好きなだけ使うことができるそうです。
Vコーンは他の外資系コンサルタントにも根強い人気を得ているペンです。
ノート、筆記具はビジネスパーソンはもちろん、勉強のプロである受験生や学生にとって、いちばん大事な戦略ツールなのです。
勉強でのおすすめのペンはPILOTの「ハイテック」。
勉強では地図や年表、生物の図など細かく記入する必要があり、こちらがおすすめです。
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外資系コンサルティング会社の中には、方眼ノートに使う色は「単色(黒か青)」、チェックやフィードバックのときには「赤」を使うという暗黙のルールがあります。
黒や青でノートを書き、赤を「決めの色」として使う。
つまり、本当に重要なポイントや修正すべきポイントは赤。
こうしてシンプルに色を使い分けると、ノートをとりながら自然に重要なポイントに思考がフォーカスされていき、意味のないものは捨てる決断ができるようになり、課題解決のスピードとクオリティがどんどん磨かれていきます。
外資系コンサルタントの中には、1回目は「黒か青」。
2回目、つまり、修正やフィードバックの内容を書くときは「赤」を使う人もよくいます。
こうすると、どこが修正されたのかがひと目でわかるのです。
どこがフィードバックポイントなのかが瞬時にわかり、これも課題解決のスピードを加速するノートスキルにつながります。
東大合格生の中にも、使うペンは「3色以内!」という方は少なくありません。
また、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』(草思社)の著者で、テレビのコメンテーターとしても活躍されている明治大学教授の齋藤孝さんも3色派。
齋藤孝さんの場合は、独自に開発された3色ボールペンを愛用しています。
青、赤、緑、それぞれルールを設け、情報の優先順位づけを日ごろのメモから習慣化しているようです。
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