目標を達成するには「実行力」が必要です。
しかし、重い腰を上げるのは辛いものです。
また、実行している最中に邪魔もつきもの。
実行を継続するのも、これまた大変です。
その場合、「if-thenプランニング」が効果的です。
これは「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ということです。
(例):
(1)(if)もし、月曜日の朝8時になったら、 (2)(then)私はジョギングをする。
(例):
(1)(if) もし、職場で嫌なことを言われて頭に来たら、 (2)(then) 私は30秒深呼吸をして、冷静な対応をする。
事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておくことで実行できる確率が高くなるのです。
つまりこれは、「習慣化」ですね。
行動の自動化です。
何も考えなくても、こういう場合はこうするという行動計画。
私は毎朝4時30分に起きています。
起きてからの行動は既に決まっていて、約15分ずつ各行動を行っていきます。
最初から決めてあるので、頭の中で「次にどうしよう」なんて悩むことはありません。
だから続けられているのだと思います。
そういや最近やっていない習慣に「勉強」がありました。
読書も勉強と捉えれば毎日行っていますが、本格的なものはやってません。
資格をとるために、上記の方法を取り入れたいと思います。
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●『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン, 林田レジリ浩文 著)より
目標達成への行動を邪魔したり、集中力を妨げるものには、どう対処したらよいのでしょうか。
やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいかわからないとき、どう考えたらいいのでしょうか。
こうした事態に対処する、心理学で効果の実証された簡単な方法があります。
それは、if-thenプランニングと呼ばれる方法です。
「if-then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味ですが、どんな目標を達成する場合でも役立つ、強力な手法です。
ダイエットからフィットネス、そして交渉から時間管理に至るまで、これまでの何百もの研究成果の蓄積から、はっきりわかったことがあります。
それは「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ことで、それが実行される確率が高まるということです。
ただ決めるのではなく、事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておく─これで実行できる確率は2倍から3倍も高くなります。
例えば、「16時になったら、何があっても、今日かけるべき電話はすべてかける」といったように決めるのです。
あなたが仕事で関わる大切なプロジェクトでも、健康や人間関係などの個人的な目標でも、if-thenプランニングの習慣は強力な味方になるでしょう。
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