2021年06月02日

「if-thenプランニング」とは〜事前に「いつ」「何を」やるかをはっきりと決めておくことで実行できる確率が高くなります

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目標を達成するには「実行力」が必要です。
しかし、重い腰を上げるのは辛いものです。
また、実行している最中に邪魔もつきもの。
実行を継続するのも、これまた大変です。


その場合、「if-thenプランニング」が効果的です。


これは「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ということです。


(例):
(1)(if)もし、月曜日の朝8時になったら、 (2)(then)私はジョギングをする。


(例):
(1)(if) もし、職場で嫌なことを言われて頭に来たら、 (2)(then) 私は30秒深呼吸をして、冷静な対応をする。


事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておくことで実行できる確率が高くなるのです。


つまりこれは、「習慣化」ですね。
行動の自動化です。
何も考えなくても、こういう場合はこうするという行動計画。


私は毎朝4時30分に起きています。
起きてからの行動は既に決まっていて、約15分ずつ各行動を行っていきます。
最初から決めてあるので、頭の中で「次にどうしよう」なんて悩むことはありません。
だから続けられているのだと思います。


そういや最近やっていない習慣に「勉強」がありました。
読書も勉強と捉えれば毎日行っていますが、本格的なものはやってません。
資格をとるために、上記の方法を取り入れたいと思います。


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●『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン, 林田レジリ浩文 著)より


目標達成への行動を邪魔したり、集中力を妨げるものには、どう対処したらよいのでしょうか。


やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいかわからないとき、どう考えたらいいのでしょうか。


こうした事態に対処する、心理学で効果の実証された簡単な方法があります。
それは、if-thenプランニングと呼ばれる方法です。


「if-then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味ですが、どんな目標を達成する場合でも役立つ、強力な手法です。


ダイエットからフィットネス、そして交渉から時間管理に至るまで、これまでの何百もの研究成果の蓄積から、はっきりわかったことがあります。


それは「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ことで、それが実行される確率が高まるということです。


ただ決めるのではなく、事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておく─これで実行できる確率は2倍から3倍も高くなります。


例えば、「16時になったら、何があっても、今日かけるべき電話はすべてかける」といったように決めるのです。


あなたが仕事で関わる大切なプロジェクトでも、健康や人間関係などの個人的な目標でも、if-thenプランニングの習慣は強力な味方になるでしょう。

Posted by kanzaki at 2021年06月02日 06:57