神崎のナナメ読み

忘れ物をなくす方法〜とにかく後ろを振り返りなさい

●『現役東大生が教える！ 頭がよくなる７つの習慣 (PHP文庫)』（清水 章弘 著）より

ここでは、忘れ物をなくす方法を伝授します！

とはいえ、思い起こしてみると、私も昔は忘れ物が多い生徒でした。
そんなときに、私は親からこのようなアドバイスを受けました。

それは、「とにかく後ろを振り返りなさい」というものでした。

たとえば、部屋を出るときに後ろを振り返ります。
すると、部屋の電気を消し忘れていたことに気がつきます。
電車で席を立つとき、後ろを振り返ります。
すると、傘を忘れていたことに気がつきます。

このように、何か次の行動に移るときに、その前のところをチェックするのです。
面白いことに、忘れ物がみるみる減っていきました。

また、テストでのケアレスミスも減りました。
忘れ物が多い人は、ぜひ試してみてください！

※※※

上記、さらっと書いてあったのですが、なかなか大切なことのように思います。

案外、人は振り返りません。
自分の行動をチェックしないのです。
嫌な記憶は、何度も何度も頭の中で思い起こすくせにね。

上記の振り返るは、物理的・肉体的に後ろを振り返るという行動です。
この他に、実行した仕事を振り返る(チェックする)というのも、同様に大切だと思います。

一旦振り返るという習慣を身につければ、仕事で間違いをしにくくなります。
仮に間違っていても、すぐに気づくからリカバリーしやすい。

疲れていると、間違いを起こしやすいです。
間違いによる被害を最低限にするために、ひとつ前の行動を振り返る。
自分で出来ない状況なら、別の人にチェックしてもらう。

ミスすると、リカバリーに3倍の労力を費やすと言われています。
それをするぐらいなら、意識的に振り返るようにしたいものですね。