2022年01月31日

朝型人間である必要はない〜自分がどの時間帯に集中力が高まるかを知っておくことが大事

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●会社では教えてもらえない アウトプットがすごい人の時短のキホン 【会社では教えてもらえないシリーズ】』(各務 晶久 著)より


【自分のリズムを知ることが一番】


「出世する人は、みな朝が早い」
「早朝の仕事が人生を変える」
など、朝型に切り替え、朝早くから全開で働くことを勧める人はとかく多いものです。


朝に弱い人は、後ろめたくて引け目を感じるのではないでしょうか?
でも、気に病む必要はありません。


人の体調はさまざまで、最も活動しやすい時間帯は、人によってまちまちです。
それを一律の就業時間で縛っていることのほうが、本来無理があるのです。


だから、自分がどの時間帯に集中力が高まるかをよく知っておくことが大事です。
そのピーク時間に、集中力が必要な作業を行うようにすれば、最も能率が上がるのです。


朝に弱いスロースターターは、午前中に雑務や打ち合わせを多めに入れ、体と頭を起こし、午後に集中力の必要な仕事に取り組むのです。


逆に、朝型の人は、朝のうちに集中して仕事を処理し、集中力が途切れがちな昼からは、雑務や打ち合わせを多めに入れるほうが効率は上がります。


一日を漫然と過ごすのではなく、自分がどこで集中できるかを考えながら、日々の仕事を組み立てることは、仕事の効率を大きく改善するのに役立つのです。


ちなみに、冒頭の出世する人ほど朝に強いというのは、実は逆で、出世していくほど年を食うので、だんだん朝早くから起き出すというほうが正しいのではないかと私は思っています。
早起きできなくても気にしないことです。


※※※


私は朝4時30分に起床しています。
それは単に、以前なら夜にやっていたことを早朝に実行しているだけです。
朝は外的要因が少なく、決まった時間に同じ行動を毎日しやすいからです。


日中の仕事の様子を振り返るに、午前はそこまでパフォーマンスが良いとは思えません。
私は午後の方が、集中したい仕事に取り組みやすいです。


私のように、早起きをしているからといって、午前に仕事へ集中しにくい人だって多いのではないでしょうか。


人それぞれ、体内リズムというものがあるのでしょうね。


朝、出社したら、裏紙に今日一日にやることを書き出しています。
スケジュール管理は、パソコン・ネット等で行っていますが、あえてアナログでアウトプットしています。
そして、どの順番が最適なのかを考えます。
突然舞い込む別業務で、必ずしも予定通りにはなりません。
予定通りにならないからこそ、事前に行動を把握することで柔軟に対応できるのかなあと思います。
Posted by kanzaki at 2022年01月31日 07:03