●『最短の時間と最小の努力で最大の成果が出せる 書き込み式勉強法』(宮原 航 著)より
では、「書き込み式勉強法」とはどういった勉強法か。
結論から言いますと、
「解答を問題集に書き込むだけで、資格試験に合格することができる」
という勉強法です。
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まず、「書き込み式勉強法」では、大前提として、
・テキストを読んで、ひととおりインプットが完了してから、過去問を解いて、アウトプットを行う
という進め方をしません。
は、どのように勉強を進めていくのかと言うと、
・テキストを、よくわからないままでいいので流し読みし、すぐに過去問に取り掛かるようにしていきます。
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次に、過去問の進め方です。
過去問は年度ごとではなく、テキストで学んだ分野ごとに進めていきます。
ここでも、大前提があります。
それは、
・問題を考えてから解くという勉強法をしない
ということです。
では、どのように進めればよいかと言うと、
・すぐに解答・解説を見て、選択肢ごとに誤った箇所を書き換え、全ての選択肢を正答にする
ようにします。
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書き込みをせずに問題を何度も解いていると、少し問題を読んだだけで、どの選択肢が正解なのかがわかってしまい、誤りの選択肢を吟味しなくなってしまいます。
そのため、
・すぐに解答・解説を見て、選択肢ごとに誤った箇所を書き換え、全ての選択肢を正答にする
ようにしましょう。
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まず、解答・解説を見ます。
すると、正答が1であることや、その他の選択肢について、どの部分が誤りであるかがわかります。
この解答・解説を見ながら、選択肢ごとに誤った箇所を書き換え、全ての選択肢を正答にしていきましょう。
具体的には、以下のような書き換え方です。
正答の選択肢には、番号に○をします。
他の誤った箇所がある選択肢には、その部分を○で囲み、解説にある正しい語句に書き換えます。
今後復習がしやすくなるように、文書全体が読みやすくなるような書き換えをするとよいでしょう。
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【コメント】
社会人が限られた時間で勉強するのは苦痛です。
少しでも効率よくしたいものです。
上記の方法は効率が良いだけではなく、未知の知識を学ぶ際の「敷居の高さ」を軽減してくれます。
なにせ、答えを見ながら進めていくのですから。
こうやってやりながら、2回目、3回目と同じものを解きます。
そのサイクルを短くすることで、記憶の定着率を高めていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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