●『まなの本棚』(芦田愛菜 著)より
もし、小さい頃の自分に声をかけるとしたら、
「これからも本を読み続けて、もっともっと本を好きになってね」
と言ってあげたいです。
私は、小さい頃に一緒に本を読んでくれたり、本を読める環境をつくってくれたりした両親にとても感謝しています。
本って「一人で黙々と読むもの」だと思われがちですが、実は、人と人をつないでくれるコミュニケーションツールだとも思うのです。
読み聞かせが親子のコミュニケーションになっていたり、私も友達と好きな本の話で盛り上がったりしますし、今回、山中伸弥先生と辻村深月さんにお会いして(書籍内に収録された特別対談)お話ができたのも、きっと本を読んでいたおかげです。
本を読んでいなかったら、こんな機会をいただけることもなかったかもしれません。 私にとって憧れのお二人にお会いできて、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
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【コメント】
世の中のお父さん、お母さんが理想とする娘像は、女優・芦田愛菜さんじゃないでしょうか。
知識と教養を身につけており、公の場所できちんと受け答えができる。
その一方、バラエティー番組では、10代らしい明るい表情を輝かせています。
今回の著書では、今まで読んだ本の感想を書いています。
一つ一つは短い文章ですが、本当に自分で読み、自分の考えを自分の言葉で伝えており感心しました。
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世間話、雑談をしていると、ニュースと天気の話題しか出せない人が多いです。
本から得た知識や考えを口にする人をまず見ません。
その物事の背景とかを語れていない。
一方、スポーツ観戦が好きな人は、試合の結果だけではなく、その選手やチームの背景を語れる人が多いので、聞いていて面白いです。
本が好きな人と共通しているように思います。
本を読むことは背景を考え、語れることにつながります。
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