●『寛容力のコツ―――ささいなことで怒らない、ちょっとしたことで傷つかない (知的生きかた文庫)』(下園 壮太 著)より
もちろん、「対立」したり、「敵」にしたりしてしまわないよう、気をつける必要はありますが、「好きになる」必要などありません。
「自分はこの人が苦手だ」と思ってしまう自分を認めたうえで、その人とはうまく距離を取って、自分がエネルギーを失ってしまわないよう、疲れてしまわないよう淡々と、あっさりつきあうことを心がけてみるのはいかがでしょうか?
苦手な相手を好きになれるように自分をむりやり変えようとしたり、あるいは、まかり間違っても「自分が好きになれるように相手を変えよう」などと考えたりしないことが大切です。
----------
時には、まったく関係のない「他人の怒り」に対応しなければならないこともあります。
たとえば職場で、やたらイラついている人が近くにいる――。
そんなとき、誰しも「なんだか、嫌だな……」と思うものですよね。
なぜかといいますと、その人に気を使わなければならず、自分の手持ちのエネルギーを消耗させられるからです。
すると、こちらもイライラしてしまうことになります。
イライラは伝播するのです。
そうならないためには、イライラしている相手からは「物理的に距離を置く」というのが、シンプルで賢い方法なのです。
※※※
【コメント】
自分のエネルギーを奪ってしまう人って、本当にいますよね。
たまったもんではありません。
歩み寄るという方法もあるのかもしれませんが、リスクが大きいですし。
自分の心を何かしら自分で抑える方法(考え方)もあるのでしょうが、それまた面倒。
その点、「物理的に距離を置く」は良い方法ですね。
確実です。
相手と距離を置く時間が、僅か1時間のこともあるでしょうし、できれば金輪際、物理的に接触したくないこともあります・・・。
自分自身、イライラしてきたら、なるべく人と物理的に離れるようにしています。
相手にも悪いですからね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |