●『知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略』(堀 正岳 著)より)
ふだんの生活が忙しすぎてなかなか知的生活のための時間を確保できない。日によって割くことができる時間がまちまちで安定しないということもあると思います。
毎日1冊の本を読む、毎日一つの作品を描くといった目標を立てては挫折してしまう人をよく見かけますが、もしこうした失敗が続くようならば、目標自体を変更するか、目標の立て方を変えてみるのがよいかもしれません。
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「毎日」としている部分を「1週間のうち4日は本を読む」という具合に平均値を追う方法に変えてもいいですし、「毎日読むけれども、1週間で2冊読むことを目指す」という具合に長い目でみた目標を設定するのでもいいでしょう。
これは制御できない日常を織り込んだうえで、長い目でみてある程度の知的生活が確保できているように計画するという作戦です。
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【コメント】
歯磨きとかは別として、自分で決めた習慣は、必ずしも毎日である必要はありませんよね。
あまりきっちり1日1回と決めてしまうと、挫折しやすいです。
完璧主義の人が陥りやすい、「0か100」の世界になってしまう。
余裕というかバッファを予め設けておくと、かえって継続しやすいものです。
例えば、当ブログは基本、毎週金曜日は更新していません。
週に1回の休みを入れると余裕ができ、継続していけます。
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