●『難関大学も恐くない 受験は要領 たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ (PHP文庫)』(和田秀樹 著)より)
ここまで読んできてくれた読者なら、すでにおわかりだと思うが、問題集は解くためにあるのではない。
解かずにすぐ答えを見て、憶えるためにあるのだ。
どんな問題集にも、かならず解答がついている。
そして、この解答は、印刷ミスでもないかぎり、絶対的に正確である。
この正解を正確に暗記してしまい、入試のテスト用紙に書きこむことができれば、点はとれるのである。
くり返しになるが、自力で解答を導くより、「正解」を憶えてしまったほうが、入試では確実に点になるのだ。
私は、この発想から、問題集は自力で解こうとせず、最初から解答を見てしまい、暗記用の参考書として使っていた。
こうして問題集の中の解法をどんどん覚えていくと出題のポイントがつかめてくる。
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私はつぎのようにして、問題集を丸暗記用に使っていた。
各科ともある時期まで、自力で問題を解かないこと。
最初の段階は徹底的に、問題の解答を読みこなし、それを憶えるのに徹する。
そして、「わかった」という感覚が生まれてきてから、はじめて問題にチャレンジする。
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【コメント】
この年齢になり、暗記が苦手になってきました。
書いても覚えられません。
そして、仕事を理由に勉強を諦めやすい。
参考書を読むのも難しくなってきました。
読んだ方が良いのですが、読後に問題集を解いてみても、絶望的に解けません。
そこで最近は、冒頭のようなスタイルにしました。
問題集を解くのではなく、問題集を読むのです。
なんとかこれで乗り越えたいと思います。
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