●『発達障害の人が「うまく」働いて幸せに生きるトリセツ: グレーゾーンの方にも【ストレス】【不安】【うつ】』(eye(あい) 著)より
お仕事の中でも、たくさん口頭指示を聞くと、 どれか忘れてしまってミスにつながったりしていることもありますね。
そして、その口頭指示が長ければ長いほど、 どこがポイントなのかもわからなくなる、 といったことはないでしょうか。
そんなときは、 「ゆっくり、ひとつずつ、簡潔に言っていただけますか?」 とお願いしてみましょう。
そして、ゆっくり言ってもらえたら、 言ったことを復唱しながらメモを取るのを忘れないようにしましょう。
それでも忘れてしまう、という方は、 相手にメモを書いてもらうのもひとつの手ですね。
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私も相談を受けているときに、ひとつひとつ話を確認しながらメモを書いて、最後にコピーをお渡しすることもあります。
特に重要と思う伝達事項については、赤線を引いたり、星マークをつけたりもします。
こうして文や単語を目立たせると、どれをいちばん覚えていなくてはならないか、ということも一目でわかりやすくなります。
これを、自分自身でやってみると良いですね。
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【コメント】
一度にいくつも指示を受けると、混乱するのは誰しもあると思います。
2つまでは良いけれど、3つになるともう気分的にもうんざりします。
大抵、相手の話し方、伝え方も上手ではありません。
上手な人の方が少ないです。
理由は、伝える側自身も、頭の中でぼんやりした状態で伝えていることが多いからです。
そういう人は、些末な事ばかり話して、幹の部分を実は伝えていないことが多いので注意しましょう。
(最初から、紙に要点を書いて渡してくれればよいのにとは思います)
複数のことを指示したり話したりするとき、私は紙に書いて渡します。
話し合いながらやるべきことを決めていくような感じの時もです。
最近は、iPadで書くことが多いです。
書いたものを複数の人へ同時に配信できますから。
聞く側も、自信がないなら、何でもいいからメモしながら書く方が良いです。
綺麗に描く必要も、文章としてまとまったものでなくてもいい。
キーワードだけでもいい。
私の経験上、指示してきた人間へ最後に「私がやるのは、〇〇と〇〇、〇〇の3つですね」と復唱するのが良いと思います。
なぜか、復唱を聞くのが嫌だという意味不明な人間もいます。
けれど、やっておいた方が無難です。
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