●『続 定年バカ (SB新書)』(勢古 浩爾 著)より
樹木希林の恬淡とした死。
樹木希林が亡くなったのは二〇一八年九月である。
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どうやったら他人の価値観に振り回されないか?
『自立すること』じゃないでしょうか。
「『もっと、もっと』という気持ちをなくすのです。
『こんなはずではなかった』
『もっとこうなるべきだ』という思いを一切なくす。
定年者にとっても、老年者にとっても、若者にも、役に立つ言葉ばかりではなかろうか。
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樹木希林の一番の特徴は自立である。
「私がこういう取材を受けるメリットはどこにあるの?
あなた方のメリットはわかるの。
えっ、私の話で救われる人がいるって?
それは依存症というものよ、あなた。
自分で考えてよ」
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【コメント】
安住紳一郎さんが司会を勤めた「ぴったんこカン・カン」への出演時は、よく観ていましたよ。
晩年の印象は、あの番組です。
ここで言う「自立すること」は深いですね。
端から見たら、世捨て人的でもあるのですが、当の本人からはエネルギーを感じられ、観ている人を元気づけます。
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