●『会社、仕事、人間関係で 心が疲れない仕事術――会社では教えてくれないあなたの心を守る仕事のコツ7』(福山敦士 著)より
僕はPDCAよりも、YKKをみんなにオススメしています。
YKKとは、Y「やって」、K「気づいて」、K「考える」の略で、僕が考え出した心が疲れない行動パターンです。
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何かしらの企画や提案書を作成するよう上司から指示が出て、何から手をつければいいか戸惑ったものの、最終的に、資料を作って提出することだけは想像できた。
とりあえず、PCを起動し、Wordファイルを開いたところで、 「あれ? うちの会社の企画書っていつもどんなフォーマットだっけ?」 と、自分が知らないことに気づいた。「やったからこそ気づいた」のです。
やってはじめてわかること、気づくことは意外と少なくありません。
だからまずは手を動かしてみるのです。
そうすることで、その仕事が自分に向いているのか、自分のキャパシティはどのくらいなのかが見え始め、最後には仕事の全体像も見えてくるようになります。
動き出すと、次の打ち手が自然と見えるのがYKK理論です。
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YKKは、Y「やって」K「気づいて」K「考える」と言いましたが、これは「行動(やって)」「知覚(気づいて)」「思考(考える)」とも言い換えられます。
これは認知活動における基本的な3要素です。
新しい取組みは、やってみないとなんとも言えないことが多いため、「とりあえずやってみる」という思考は武器になります。
悩む前に、とりあえずやってみましょう。
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【コメント】
ひとまず手を付けてみないと、それがどのくらいの難易度で、どれくらい時間がかかりそうかは分からないものですよね。
上記の手法は、とても実践的でわかりやすいと思います。
私は60点主義で、締切を必ず守る主義です。
そして、締切日よりも前にとっとと提出する。
その上で、修正指示をもらって精度を高めるという感じです。
動いてみないと分からないものです。
特に未知の仕事はそうですよね。
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