●『無職になったら読む本: 誰も教えてくれない無職期間の過ごし方』(谷崎 玄明 著)より
無を過ごすとは、すなわち一日中、何もしないということ。
文字にすると「できそう」と思うかもしれませんが、これはここまで述べてきたもののなかで最も成しがたい挑戦の一つです。
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生きているから、息はしているけど、その他の活動を一切行っていない。
せいぜい行うことができるのは、息を長く吸うか短く吸うかの選択と、部屋のどこの壁を見るかの選択のみ。
この無を過ごす一日は、強制的な瞑想の機会を無職のあなたに提供します。
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さて、結局のところ、なぜ無を過ごすべきかというと、やはり脳を休めるということに辿り着きます。
日頃、刺激を受け続けている脳は疲労しています。
おそらくわたしたちが思っている以上に。
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【コメント】
将来、「寝たきり老人」になった時、私は人生をどう考えるのだろうかと不安になることがあります。
年金問題よりもっと不安。
何も出来ないことの苦しみというのは、どういうものなのだろうかと。
まあ、考えても仕方がないことなのですけれどね。
今、働いている時の「無を過ごす」は、逆に心を豊かにするように思います。
現代は、情報過多ですからね。
できれば部屋にこもってより、自然の多い公園で過ごすと良いのかもしれませんね。
スマホの中の情報に囚われない時間は大切だと思います。
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