●『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す』(樺沢 紫苑 著)より
脳科学者の池谷裕二東京大学教授はいいます。
「やる気なんて存在しない」と。
これを聞くとビックリする人もいると思いますが、私も全く同じ考えです。
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つまり、「行動」が先で「感情」は後からついてくるのです。
「やる気」に関しても同様で、やる気が高まるので仕事をしたくなるわけではなく、仕事をはじめて、「調子が出てきた!」と感じることで私たちは「やる気が出てきた」と認識するのです。
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「やる気が湧かないときは、とりあえずはじめる」というのが、脳科学的に正しい方法なのです。
何か作業や行動をスタートして、しばらくたてば「やる気」は出ます。
億劫なときでも「はじめる」ことができるようにルーティンをつくるとよいでしょう。
私の場合、まず机に向かって最初にするのは、「TO DOリスト」を書くことです。
今日1日の過ごし方、仕事の流れをイメージしながら、やるべきことを全てリスト化していきます。
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【コメント】
「やる気が湧かないときは、とりあえずはじめる」は、経験上からも納得できます。
「やる気が湧いたらやる」なんていうのは、実際難しいものです。
「明日から本気出す」みたいな言い訳は、この世で通用しません。
もし自宅で勉強や何かに取り組もうと思ったら、「椅子に腰掛けて、机の上に手を置く」ことから始めると良いです。
まず、低いハードルから始める。
そこから、だらだらでもいいから、何かしら簡単なことに取り組んでみる。
そのうち、エンジンがかかってくるので、そこから本当にやりたかったことを始めたら良いです。
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