2024年03月05日

物事は良い方に考えるようにしたい

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●『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』(多良 美智子 著)より


自分から嫌うことはなくても、「私のこと、嫌いなのかな」という人には、ときに出会います。
万人に好かれないのが当たり前です。
何事も完璧はありません。
5〜6割うまくいけばいい方です。
人間関係も同様。そう思っています。  


65歳のときに通った調理師専門学校でも、意地悪してくる若い女の子の同級生がいました。
「私のことが嫌いなんだな」と思うだけです。
自分は勉強しにきているのだから、気にしないようにしていました。

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人にやさしくできない人は気の毒な人なのだと。
仕返しをするのではなく、やさしさでもって返せば、相手も心を開いてくれるということだ、と解釈しています。


そうはいっても人間ですから、「ちょっと合わないなあ」という人はいます。
でも、その人に合わせれば、諍いが起こることはありません。
相手の話を聞き、自分と意見が違っても、否定したりしません。
否定されたら、誰でも寂しいものじゃないですか。  


それに、人の話を聞くのは大好きだから、話を聞くのは苦ではありません。
そうして話を聞くうち、親しくなるということもあります。

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人と関わると、いろいろなことを教わります。
「自分以外の人はみな先生」は、良いことも悪いことも。
嫌なことを言われたら、「こういうことを言うと人は傷つくんだな」と、ひとつ学ぶことができます。

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物事は良い方に考えるようにしています。
人間関係も、嫌なことがあれば、それは他の人にしないようにしよう、勉強になったと考えます。


どんなことも、どうせやるなら嫌々ではなく、楽しんでやろうと思ってきました。
だから、これまでの人生で、嫌な思いをしたことがありません。
「嫌だと思わない」ということでしょう。



【87歳の団地一人暮らしの日常】
(著者のユーチューブチャンネルより)


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【コメント】

年齢どうこうのではなく、この方の人生観・性格が素敵だなあと思います。


人間関係で悩む現役世代は多いです。
なかなか解決しません。
相手がいることだから。


相手の性格はなかなか変えられません。
しかし、自分の考えは、自分が意識すれば変えることが可能です。

Posted by kanzaki at 2024年03月05日 05:47