2024年03月24日

富野由悠季さん、出渕裕さんのトークショーを観てきました〜「第2回新潟国際アニメーション映画祭」

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新潟市にて、「第2回新潟国際アニメーション映画祭」が開催されました。


2024年3月16日(土)、新潟市の新潟市民プラザホール(NEXT21の6階)にて、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年)」のイベント上映がありました。
上映前、監督/富野由悠季さんと、モビルスーツ・メカニックデザイン/出渕裕さんによるトークショーがありました。


「この機会を逃したら一生、御大を生で見ることができないかも」と思い、激しいチケット争奪戦の末、会場に入ることが出来ました。


yahooのトップニュースにもなっていたので、ネットニュースで読まれた方も多いかと思います。


●新潟国際アニメーション映画祭


●機動戦士ガンダム 逆襲のシャア:富野由悠季監督&出渕裕が振り返る 生の人間を描く ラストシーンの違和感


●富野由悠季監督:若者にエール「宮崎、潰すぞ!と頑張って」 自身は「まだ引退って言ってないからね!」


●『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』富野由悠季監督が女性の描き方への意識を語る 宮駿監督のアカデミー賞受賞に対する言及も

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【感想】

開始が土曜日の18:40ということなので、仕事を終業時刻で切り上げ、急いで向かいました。
会場となるNEXT21の6階は、ファンでごった返していました。


最近、アニメ・マンガ関係のイベントの客層は、若い人が中心です。
しかし今回のイベントは、学生時代に初代ガンダムやイデオン、ザブングル等をリアルタイム視聴していたであろう古参が多かったです。


新潟県民だと、「聖戦士ダンバイン」のオンエア時、新潟放送から新潟テレビ21へ放送局が変わったことを体感した人たちでしょう。
しかも、かなりの熱量を持った方々ばかり。


会場は、純粋な映画館ではありません。
舞台の奥に大きなスクリーンはありますが、ここは講演会とかやるような場所です。
ですので、映画館のように後ろの座席に行くほど急な勾配になるような感じではありません。
奥の方まで、わりかしフラット。


自分の席を探すのに迷いました。
会場の座席に刻印されているアルファベットが、チケットに記載されている座席番号のアルファベットとは異なるからです!
チケットに記載されているアルファベットは、会場内の中央の通路からじゃないと分からない場所に貼り紙みされており、ものすごく困りました。
(結構、他のお客様も不満を口にしていました)


端のほうには報道関係の人がたくさんいました。
パッと見、8割以上が海外の人じゃないかな?
しかも、髪の色、体形、服装が独特で、どこの国の方なのか私には分からない人が多かったです。
ミラーレス一眼、VLOG系のビデオカメラ等で撮影していました。
有料公式ライブ配信のカメラは、どこに設置されていたのかは分かりませんでした。

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富野由悠季さんと出渕裕さんは、終始明るい軽快なトークでしたよ。
年齢は関係ないですね。
タレントさんと同じで場馴れしています。


ニッポン放送のアナウンサーが司会進行でしたが、殆ど、出渕裕さんがトークショーの舵をとっていたように思います。
出渕さんが、この作品制作時のエピソードや、富野さんはこのシーンをこう考えて作ったのではと考察。
それに対して富野由悠季さんが、当時を思い出して語るという感じです。


富野由悠季さんのインタビュー記事って文章にして切り取ると、かなり過激な感じになるのですよね。
例えば、今回の「宮駿監督をぶっ潰す!」みたいにね。


その会場にいた人ならば分かるのですが基本、富野由悠季さん・出渕裕さんの夫婦漫才なんですよ。
文章だと過激ですが、聞いていると愛情・愛嬌がある。
私よりずっと年齢が上ですが、可愛いんですよ。おちゃめ。
しかも、ものすごくスピード感があり、句読点をつける暇もなく続いていくのです。


普通だったら楽屋トークになりそうな感じなのですが、そこはやはりお二人共、監督業をやっている方。全体を指揮できる方。
ちゃんとこのイベントの趣旨と、観客が知りたい「逆襲のシャア」の制作秘話やその時の感情を話していました。


会話に出てくる単語が小難しいかもしれませんが、それは単なるエッセンス。
けれど文章にした場合、その小難しい方がメインになってしまう。
ライターの技量が落ちている昨今なので、ネットニュースだと、感情とか会場の雰囲気まで表現しきれていないと思いました。
富野監督は気さくで、会場のファンを愛情込めて、お前ら呼ばりしてくれます。

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トークショー後は、「逆襲のシャア」が上映されました。
まさか令和のこの時代に、大型スクリーンで鑑賞できるとは!


国際映画祭なので、劇中のセリフの英語字幕が付いていました。


大昔の作品なのに、今見ても全く色褪せてないです。
そこに驚きました。


映画館の座席とは違うので、トークショーと映画をずっと観ていたらお尻と腰を痛めました。
映画館の座席ってやはり、良いものが使われているのだと思いました。
次回は、普通の映画館でやってほしいなあ。


これだけ大盛況だったので、来年も来てほしいなあ。
次回は、富野監督の「機動戦士ガンダムF91」なんていかがでしょうか。
メカニックデザイナーの大河原邦男さんも登壇してくれたら嬉しいです。

Posted by kanzaki at 2024年03月24日 07:05