●『老子 あるがままに生きる エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ』(安冨歩 著)より
※老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である。
諸子百家のうちの道家は彼の思想を基礎とするものであり、また、後に生まれた道教は彼を始祖に置く。
「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。
ーーーーーーーーーー
知らない、ということを知るのは、すばらしい。
知らない、ということを知らないのは、病である。
聖人がその病にならないのはなぜかというと、 その病を病として認めるからである。
それゆえ、この病を病みはしない。
(71章)
※※※※※
【コメント】
無知を無知のままにしない。
そういう行動ができる人が素晴らしいということでしょうか。
歳を重ねても同じ。
歳を重ねると、悪い意味での習慣とか、諦めとかで、なかなか自分の無知を認められないし、認めても改める事ができません。
そういう人が多い中、行動できる人は確かに素晴らしいものです。
無知のままにしない理由、行動原理の多くは「楽しいから」「夢中になれるから」というのが実際のところだと思います。
そういう心は失いたくないものですね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |