●『上手な心の守り方―――不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント (知的生きかた文庫)』(枡野 俊明 著)
※「いま怒った烏がもう笑う」精神で
子どもの感情が変わりやすいことをたとえて、「いま泣いた烏がもう笑う」といいます。
あまりいいことには使われないようですが、仏教的には「すばらしい!」と絶賛したいくらいです。
というのも、世の中のすべてのことは「常ならず」。
いまの状況がどんどん過去になって流れていくのが当たり前だからです。
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きれいさっぱり忘れるコツは、とにかく短時間で怒るだけ怒ること。
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また怒りは、できれば誰かにぶつけないほうがいいのですが、ぶつけてしまったらしょうがない。
すぐにケロリとして、何事もなかったかのように振る舞ってください。
相手も拍子抜けして、恨みに思われることもないでしょう。
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【コメント】
怒らないのが一番。
次点は、怒りを他人へぶつけないこと。
立場やシチュエーションによって、同じ状況でも怒る・怒らないは変わってしまいます。
昨今、アンガーマネジメントというジャンルが確立するぐらい、今のビジネスでは「怒らない」ということが必要になっています。
私もそんな人間が出来ていないので、この事については悩みます。
私ができる方法は、「ひとまず、その場から去る」ということでしょうか。
距離を取ることでクールダウンできますし、変にこじらせないですから。
あとは、苦手な人とは距離をとることでしょうか。
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