●『頭が突然鋭くなる瞑想法 ― ブッダが悟りをひらいた人類最高の英知 (スマナサーラ長老クラシックス)』(アルボムッレ・スマナサーラ 著)より
身内に、親友に、あるいは自分の関係する周囲で、何が起ころうが焦らず、緊張もせず、落ちついていることのできる人、こういう人こそ知恵の人です。
なぜかというと、この人は法則をきちんと理解しているからです。
この場合、自分が焦っても、緊張しても、イライラしても事態はどうにもならない、という法則を知っているのです。
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知恵の世界というのは、何が起きても焦らない世界なのです。
焦るということ自体、無知である証明なのです。
ですから、どんな現象、できごと、品ものにも、まず時間という特性がある。
そして、順番がある。
このことを理解しなければ、脳細胞の活性化には進むことができません。
でも、これが結構難しいことでもあるのですね。
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【コメント】
最近、「動じない方法」について考えます。
いろんな書籍を読んだのですが、上記が一番しっくりきました。
「自分が焦っても、緊張しても、イライラしても事態はどうにもならない、という法則」
これを自分のものにできるかどうかです。
極論を言えば、「永遠に生きたいと思っても、永遠に生き続けた人は、人類史上誰もいない」につながるのかなと。
死という不可能な事があり、それはどうしようもない。
ならば、生という時間を充実させようという考えへ方向を向けるといのも一つの手です。
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