●「数字」のコツ―――商談・会議・雑談でなぜか一目置かれる人が知っている(著:山本峻平)より
経理や投資業務など、数字をメインに扱う人を除けば実際の仕事の現場では、細かな数字を覚えたり、数字の方程式を駆使したりする必要はありません。
重要なのは上司、同僚、取引先の言っている数字が、だいたいわかること。
そして、わかりやすく相手に伝えられることです
伝えるために大事なのは、最長でも3秒で言える範囲に数字をまとめることです。
日本の人口(概算値)は、「1億2602万5000人」(令和2年1月1日現在)ですが、これを最後の1ケタまで言おうとすると、間違いなく3秒以上かかります。
1億2000万以降の数値は相手の記憶には残りません。
皆さんの会社でも売上の管理、経費管理などさまざまな数値を追っていると思いますが、1円単位まで追いかけている会社は少ないでしょう。
「100万円下がったね」「前年比率で3%上がったね」という、ざっくりとした管理しかしていないはずです。
長くても3秒以内で口にできる数字に端折ってコミュニケーションをとる。
それでいいのです。
数字は物事をきちんと定義し、お互いの共通認識を持つために使うものだからです。
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【コメント】
とても納得しましたよ。
数字は言葉と違い、曖昧ではありません。
しかし私達の思考は、曖昧です。
言葉をしっかり語尾まで話さなくても互いに通じます。
互いに認識するために使う数字。
そういう場合、ざっくりでいい。
心がけておくと、数字の正確さと、人同士のコミュニケーションをうまく両立できると思いました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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