●アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術(著:内田 和成)より
〜だから、情報収集と整理(すなわちインプット) に多大な労力を費やす。
要するに、より多くの優れた情報を集め、それをたくさん記憶している人ほど、できる人だということだ。
かつては私もそう考えていた。
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しかし、せっかく集めた情報のほとんどは、活用されることなく終わってしまう。
そこで発想を変えた。
インプットを最小にして、アウトプットを最大にすることができないかと考えるようになったのだ。
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そのための方法を模索し、実践してきた。
すると、いつの間にか「頭の回転が速い人」との評価を得ることができるようになってきた。
その方法論を『アウトプット思考』というタイトルでまとめたのが、本書となる。
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情報収集にかける時間は必要最低限にして、本当に大事な「考える」時間を増やすべき ではないだろうか。
それが、これから紹介する私の情報術の基本スタンスである。
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どこで勝負すべきか。
それに対する私の答えは「アウトプットから始めよ」ということになる。
つまり、 従来の常識だった「インプット→アウトプット」というプロセスを、「アウトプット→インプット」に逆転させる ということだ。
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具体的には、自分のスタンスを明確にし、そこに引っかかったものだけをピックアップする。
例えば自分の目的が「意思決定」ならば、その目的を意識したうえで、必要最低限の情報だけを集める。
「説得」ならば、相手が必要な情報は何で、自分には何が求められているのかを明確にしたうえで情報を収集する。
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誰もが得ることのできる同じ情報源から、人と違った、人より優れた企画や提案を導き出さねばならないということだからだ。
言うのは易しいが実行は極めて難しい。
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つまり、 アウトプットとは「仕事の目的」であり、さらに言えば「あなたの本当の仕事は何か」ということにもなる だろう。
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【コメント】
意味もなくやみくもに情報収集をしない。
ゴール(達成すべき目的)を最初に定義し、それに必要な情報を収集する・・・・・・そんなところでしょうか。
「仕事をしろ、作業はあなたの仕事ではない」と言われたことがあります。
今なら、それが理解できるように思います。
私達がやらなければいけないのは、目的を達成することです。
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