●仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?(著:越川 慎司)より
上司からそんなことを言われて、退職者や転勤者の 99%が「イヤイヤ作る」のが「引き継ぎ書」。
正直、「ちゃんと仕事を引き継ぐ」ことよりも、「退職の前に、上司から言われた引き継ぎ書を作ること」自体が目的になってしまっています。
中身もいい加減なもの。
閉店するお店のバーゲンセールのような「引き継ぎ 80%オフ」 な書類もあり得ます。
もっともよい解決策は、前任者がいなくなる前に、「引き継ぎ書を使って、引き継ぎのためのミーティング」を設定し、実施することです。
完成した引き継ぎ書を使って、前任者から仕事の内容を、直接、説明してもらいます。
その場で確認し、それが引き継ぎ書のどこに出ているかも聞くようにします。
口頭だけでは抜け漏れが発生しやすく、あとで自分が痛い目を見るだけです。
ミーティングの場で引き継ぎ書類をアップデートさせるイメージを持ったほうがいいでしょう。
一番の理想は、引き継ぎ書がなくても仕事が回る体制を普段から整えておくことです。
ある業務について、 1人が担当するのではなく、最低でもペアで担当する「2人組み制」にして、1人が休んだら、1人がカバーできるようにしておくのです。
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【コメント】
しごく真っ当な説明で、その通りです。
(上記はおそらく、営業職を対象にしたものではないかなと)
不測の退職・異動は急にやってきます。
これから、少子高齢化がますます加速します。
親の介護と、自分自身の衰えによる入院治療に割く時間が増えるでしょう。
それにより、会社を辞める・長期休暇をとる人も増えます。
数少ない人員で仕事を回している中で、更に人が減る。
AIだ、自動化だなんだと言っていますが、もうそういうので対応できるレベルではありません。
現場はもう、疲弊していますよ。
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