2003年10月24日

冬物語。

もうすぐで11月になりますね。
夕方、会社の戸締りをするために外へ出たら、空気の匂いが変わっていました。
冬独特のあの匂い。
さらに寒くなってくると、昼間でもこの匂いが街を覆い尽くします。
やがて雨は雪に変わり、人々は背中を丸めだし、息を白くさせながら路地を歩いていきます。


やれやれ。


雪国にとって冬は嫌な季節です。
何か行動をするにも、寒さや雪が障害となり、思うように進まなくなるからです。
そんな中でも、人々は楽しみを得ようとします。
華やかなところでは、スキーやスノボ。
ささやかなところでは、家族でコタツに入りながら鍋を囲んでの食事。
行事ごとも冬の方が多いですよね。
クリスマスにお正月。
人々はどんな状況に立たされても、笑顔を作るための理由を考え出し、そこに幸せを感じます。

冬になると私はよく、コンビニで肉まん、あんまんを買います。
帰宅する前に、ついつい袋からそれを取り出し、温かいところをハフハフとしながら食べてしまいます。
歩きながら食べるのは、子供だったら母親に怒られるところですが、そこは大人の特権。

夜、見上げれば星の明るさが、夏よりも増しているように思えます。
空気が澄んでいるからでしょうか。
クリスマスになると、サンタがソリに乗って空をかけていることでしょう。

サンタがソリに乗っている絵を何秒間か、じっと見てください。
そして次の瞬間、空を見上げてください。
するとその空に、サンタの姿があるではないですか!

冬という語感からは、少し寂しいイメージがありますよね。
だから冬を舞台にした物語は、大人しい、静けさが似合うものが多いように感じます。
それ故、派手な展開がないだけに、それは実際に誰にでも起こりえる物語。

あなたの冬物語を聞かせてもらえませんか?

Posted by kanzaki at 2003年10月24日 00:07
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