2003年08月08日

弘法は筆を選ぶ

株主総会が終わってからの方が、残務処理で忙しい毎日。
結構、身体にこたえております。
お盆休み前までは、こんな状態が続くのでしょうか・・・。

そんな私が今、とても夢中になっているのは「模型造り」です。
プラモデル・・・それも車やバイクではなく、ガンダムだったりします。
今のガンダムのプラモデルって、部品ごとにプラスチックの整形色を変えており、素組みをするだけで、殆どアニメの色設定通りになってしまいます。
後は、部分的に塗装し、墨入れを施し、最後にフラッククリアーを吹き付ければ完成!
フラットクリアーというのは、透明な塗料でして、これを塗ると色の付いたプラスチックが、何故かちゃんとその色で塗料を塗ったように見える魔法の道具です。
そんな感じでお手軽に造っていたのですが、人間、「欲」というものが出てきまして、もっと上手に造りたいと思うようになってきました。
そこで、もっと細かく作成するのに必要な道具を模型屋から買ってまいりました。

まずは、エアブラシ。
エアブラシというのは圧縮空気を用いて、絵の具を霧状にして吹き付け、濃淡の調子を表す器具です。
これを使うと、シャドゥを表現できます。
物体の角の部分に、薄め液で伸ばした黒色を吹き付けると、エッヂの部分が強調され、表現が豊かになります。
女性の人がするアイシャドウみたいなものでしょうか。
周りの肌の色よりも黒くぼかすことにより、目が強調されますよね。
模型屋に行くと、たくさんのエアブラシが売っていたのですが、中には5万円以上するものもあり、目が飛びでたのですが、私は初心者ですし、シャドゥ表現という特定用途だけなので、簡易なものを買いました。
クレオスというところのプロスプレーMk-供別鵤械娃娃葦漾法
シャドゥ表現する塗料として、クレオスのラッカー塗料(Mr.カラー)を購入。
色は、No.101のスモークグレー(光沢)。
1個、定価120円。
やはりみんなが使う塗料らしく、他の色は在庫が潤沢にあるにも関わらず、これは殆ど在庫がありません。
ラスト2個だけだったので、当然、2個とも買いました。
次に入荷したら、大量に買っておくとしましょう。
エアブラシで塗料を吹き付けるには、売っている塗料そのままの濃さだと塗装できません。
薄め液を使って調整します。
クレオスのMr.カラーレベリング薄め液(特大)を1本購入(定価900円)。
500mlのペットボトルのドリンクと同じぐらいの大きさです。
今後、たくさん使用するでしょうから、最初から大きなものを買いました。

模型はプラスチックで出来ていて、バラバラになっているパーツを組み合わせて造っていきます。
しかし、組み合わせると、元々が別々のパーツだった訳ですから、微妙に隙間ができたり、ズレがあったりします。
その隙間を目立たなくするために、ヤスリを使って部品を削ります。
今までもちょっとは使っていたのですが、本格的にやるため、目の粗いものから細かいものまで、3種類の紙やすりを購入(No.400,No.600,No.1000の耐水ペーパー)。
他に金属製のやすりも購入。
隙間を埋めるためには、昔だったら、「パテ」と呼ばれるものを使っていたものですが、今は接着剤を使用するようです。
今の模型は高品質でして、別段、接着剤を使わなくてもはめ込むだけで大丈夫です。
けれど、本格的に隙間を埋めるには必要らしく、それも購入。
他にも細々としたものを買ってレジへ行きますと、合計5000円オーバーでした。
本格的に造っている人にとっては安いでしょうが、私には驚きの価格でした。
プラモデルでも、5000円もするものは買ったことがありませんもの。

上記の工具を買った際、併せてプラモデルも買いました。
これらの道具を使う練習用です。
高価なものだと、練習していて失敗した時の精神的ダメージが大きいので、めちゃくちゃ安いものを買いました。
トールギスという、ガンダムに出てきた敵のロボットです。
たったの399円!
道具の10分の1以下の価格。
このロボットは、基本的に白のボディーに、部分的に黒を配色したものなので、塗装も楽かと思ったのが選択の理由です。
価格が安いだけあり、部品の数も少なく、これならば練習にちょうど良さそうです。

帰ってから早速、作業にとりかかりました。
今までだったら、この程度の部品数の模型は、一晩で完成させていたところです。
模型の質の向上により、ちょっと手を加えるだけで、それなりに見栄えがするものが出来てしまいますから。
けれど今回は、丁寧にゆっくりと作業。
部品と部品を接着剤でくっつけて、完全に接着剤が硬化するまで一日そのままにしておきます。
翌日、隙間からはみ出た接着剤を目の粗いヤスリから、だんだん目の細かいヤスリを段階的に使用してみると、あら不思議。
接合部分が目立たなくなりました。
そして、このやすりで磨いた表面のツルツル感が、とても気持ち良いんですよねぇ。
そんな感じで作業を進めています。
まだ先は長そうで、エアブラシを使用するのはお盆休みあたりでしょうか。
400円程度の安いプラモデルでも、奇麗に仕上げようとすると、とても時間がかかるものですね。
とても、コストパフォーマンスの良い趣味です。
ヤスリで部品を削りながら、録画しておいたビデオをマッタリと鑑賞。
随分とのんびりした時間が過ぎていきます。
根が貧乏性なのか、ただテレビだけを観ていると、どうも手持ち無沙汰でしょうが無かったんです。
模型を造りながらだと、とても良い感じです。
幼少の頃、海外の大金持ちのイメージというと、暖炉の灯の前で、前後に揺れる大きな椅子に腰掛け、ゴルフのクラブを布で磨くというものがありました。
現実の神崎は、パソコンのディスプレイの前で、ハードディスクに録画したスカパーの番組を観ながら、床にあぐらをかいて猫背気味に、プラモデルの部品をヤスリで磨いております(汗)。

造っていて思ったのですが、こういうのって、良い道具や機材をたくさん使えば使うほど、完成品の質が向上するものなのですね。
昔、ブラックバスをルアーで釣っていた時、「釣りは、道具にお金をかけた分だけ、正比例して魚が釣れる」と思っていましたし、実際にその通りでした。
ブラックバスを釣るのに、数千円で一通りの道具は買えますが、なかなか釣れません。
ロッドとリールだけで?円とか投資した途端に、たくさん釣れるようになりました。
スノーボードもそうでしたね。
ボードをセットで安いものから、一気?円とかするものにしたら、とても上達が早かったです。
決してバブル時代のような、「値段の高いもの=良いもの」という短絡的な事は思いません。
けれど、良いものを品定めした結果、その道具が高価なものだったという事はあると思います。
道具が良いと、自分の能力を無駄なく出すことが可能になるのでは?
良い道具を見つけるのも、一つの才能だと思います。

Posted by kanzaki at 2003年08月08日 22:54
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