「タバコは肺がんの原因となります」という言葉をタバコの箱に記載しなくてはいけないようになりました。
7月から値上げになったり、愛煙者の立場がだんだん狭くなってきている感がありますね。
私はタバコを全く吸わないのですが、別段、他人が吸っていても気になりません。
個人の趣味嗜好にとやかく言いたくないからです(自分が言われたくないからかも)。
それにしても、「がんの原因となります」という直球な文面を商品に記載するのは、いささか極端すぎやしないかなあと思ったりもします。
外国では当たり前らしいのですが、例えば、お菓子の袋に「お菓子は肥満の原因となります」と記載するようなものでしょ?
また、包丁は料理をするのに便利だけれど、使い方を誤れば人を殺す道具にもなりますが、「包丁は人を殺す道具にもなります」とは記載されていません。
極端に毛嫌いしなくても、適度で相手の迷惑にならないようにすれば、タバコでもお酒でも、存在を否定する必要は無いと思うのですが、皆さんはどう考えますか?
知っている人のおじいちゃんで、タバコを止めた人がいます。
彼はヘビースモーカーでした。
長年連れ添った奥さんが肺がんで亡くなったそうです。
奥さん自身はタバコを吸うことはなく、自分が吸っていたタバコの煙が原因と分かり、それ以来、吸うのを止めたとか。
人がああだこうだと抑圧したって、なかなか止められるものじゃないですよね。
自分の心の中から沸き上がってくる自発的衝動が無ければ、きっぱり止める事なんて難しいのかもしれません。
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