2003年05月26日

演劇集団キャラメルボックス『太陽まであと一歩』

日曜日、演劇集団キャラメルボックスの公演『太陽まであと一歩』を観に行きました。
会社の先輩がチケットを入手していまして、新潟公演の千秋楽という記念すべき日に誘っていただきました。
その先輩より以前、この劇団の公演模様を収めたビデオを借りて拝見したことはあり、私のような舞台鑑賞初心者でもすんなりと受
け入れられることができました。
素人が理解できる舞台というのは、たいした演技力だと感心。
そんな彼らの舞台を間近で見られるならばと、給料日前で金欠ではありましたが行って来ました。
もうね、「給料日まで三食カップラーメン生活だ、ゴラァ!」覚悟ですよ。
( *`Д´)/ゴラァ!

「りゅーとぴあ 新潟市芸術文化会館」という、とても新潟というド田舎には勿体無いほどきれいで巨大な会場で行われました。
この会館のおかげで、舞台や管弦音楽などの芸術関係のステージが、東京へ行かずとも鑑賞できるようになりました。
実は、新潟市芸術文化会館のこけら落としの舞台を演じたのが、このキャラメルボックスなんですよ。
そんな訳で、なかなか新潟とは縁が深い訳ですが、今回は更にすごい事になっています。
何と、『太陽まであと一歩』のシナリオに登場してくる人物達の苗字は、新潟の地名が使われているんです!!
新発田、中条、佐渡島など、どれも新潟の地名です。
佐渡島という苗字はちょっと無理があるような気もするけれど、ご当地の我々としては、彼らがこの名称を使ってくれたのは、嬉し
さ以外の何者でもありません。
ここ新潟は当然、これらを分かりますが、今回の公演ツアー先の、札幌、名古屋、神戸、福岡の人達は元ネタが分かるのかな?

現地へ行きますと、たくさんのお客様が、開演前のひと時を賑わっていました。
若い人だけでなく、私たちのお父さん世代までいましたよ。
けれどやはり、若い女の子が多かったですねぇ。
看板俳優であり、この舞台の主人公を演じる上川隆也さんお目当てなのでしょうか?
みなさんご存知の通り、テレビでも活躍している俳優さんです。
NHKだと「大地の子」とか、フジだと「お水の花道」だとか、最近だと「キャベジン」のCMにも出演していましたね。
そうそう、そのキャベジンが舞台の中でも使われるワンシーンがあるのですが、みんな大爆笑でした。
実物を見て思うのは、「テレビで見てカッコいい人というのは、本物はもっとカッコいい!」という事ですね。
背が高くてガッチリしていて、正義感のあるマスクは、主人公を張れる俳優そのものでした。

チケットのもぎりを受けて中に入ると、会場前のロビーにて、劇団関連グッズの販売をやっていました。
新潟じゃ、そうそう入手できないものばかりですからねぇ、お客さんのお財布の中身は、湯水のごとく消えていってました。
正に、キャラメル マジック!!
そんな光景を眺めながら、私たちはコーヒーを飲んでくつろいでいました(物欲を抑えるために飲んでいたのが正直なところ)。

「グッズ販売所がやけに、ピンク色で眩しいなあ」等と気になります。
そういや、いたるところがピンク色で染まっている・・・。
よく見れば、ポストペットのモモの人形が、至る所にディスプレイされていたのでした。
劇団とプロバイダーso-netが提携しているからだそうです。
ソニー信者な私は、あやうくその場でサインしてしまうところでしたが、
(゜Д゜)ハッ!≫私はポスペのモモより、どこいつのトロの方が好きなんだ!
と呪いから脱出できたのでした。(トロ好きということは、ソニー好きだということには変わりないっすね)

会場に入りますと、もうそこは新潟ではありません。
キャラメルボックスという世界です。
目の前に組み上げられた舞台・・・どこかの古めかしいお屋敷のようだ。
たくさんの照明器具。
後方に置かれた音響等を操作できる機械・・・スイッチをつまみたい、回したい。
舞台に向かって座る座席は当然のこと、横の方にも席がありました。
つまりですね、オペラ座とかでとても偉い人が、側面から舞台を見ている光景って記憶にあるでしょ?
あんな感じです。
おお、選ばれし者のみが座れる場所なのかもしれない等と思っていたら、ちゃんとした販売席だとのこと。
今度は、あそこで見てみたいものです。
私の座った席は、2階14列26番。
2階という表示ですが、実際は一階席のちょうど中間の場所。
大きな会場の一階席って、真ん中の所に横一直線に通路を設けて仕切っているでしょ?
私達はその通路のすぐ後ろでした。
この場所のメリットは、「足を投げ出せる」ということなんです!!
開演前こそ人の往路が激しい場所ですが、ひとたび舞台が始まれば、そこは巨大な空間・エアポケット。
普通ならば、前の席と自分の席に挟まれ、足を動かせずに同じ姿勢でいなければいけませんが、私は講演中、思いっきり足を前の通
路に投げ出し、リラックスした状態で見ることが出来ました。
飛行機のファーストクラスみたいなもんですよ。
エコノミー席なんてもう座れません。
(・・・まあ、私はエコノミーどころか、飛行機そのものに乗ったこともないのですが)
トイレの近い私ですが、この場所ならば、他の人に動いてもらわずとも、こっそりとトイレへ行く事も可能。
うーむ、最強の環境です。

公演15分前ぐらいになると、ステージ上にて、二人の劇団員さんが登場しました。
私、あんまり詳しくないので、何という人か分かりません。
けれど、テレビの公開放送宜しく、元気に開演前の注意やら、自分達の劇団関連のグッズ紹介やらを、お笑いネタを交えて紹介して
いました。
舞台というと、何だか構えてしまう感じがあるけれど、彼らのおかげですっかり、リラックスできました。

会場の照明がゆっくりと落ち、舞台に一つの明かりが灯ります。
さあ、いよいよ開演です。

ついに開演。
お話しの内容はというと、とある青年の兄弟がいまして、兄は映画監督。
弟は大学の先生(これが主役の上川さんの役ね)。
あまり仲が良くないらしく、弟は映画そのものが嫌いらしい。
ある日、兄は、自分が撮影した映画のビデオを実家のテレビで観ていました。
すると突然、意識不明で昏睡状態に。
彼の魂は、そのテレビに映し出されている映画の世界へ行っていました。
彼の映画は、幼い頃、父の不貞から、母・弟と一緒に実家へ戻り生活していた頃を忠実に再現した内容でした。
しかし兄は、忠実に再現したものをとある理由から、その映画の世界に入り込んで内容を変えようとしました。
そうこうしている内に、兄の実体は衰弱していき、弱まっていました。
このままでは死んでしまう・・・。
あまり好きでない兄ではありますが、兄を連れ戻しに弟も映画の中へ入り込むのでした。

なんかそんな感じのお話しだったと思います(汗)。
舞台のストーリーって、ドラマや映画よりも説明台詞が多いし抽象的で、難解なものが多いのですが、今回のは割かし理解しやすいものでしたよ。
それよりお芝居というのは、観ている方も演じている方も、同じ空気を吸ってその場を共有するので、連帯感・ライブ感がありますね。
きっと同じ舞台をテレビで観たとしても、ここまでのめり込めなかったと思います。

そして舞台終了。
鳴り止まない拍手の中、出演者が全員舞台に登場するや、観客は一堂に立ち上がり、拍手の波は一段と大きくなりました。
スタンディング・オベーションって言うんですか?
私は初めて体験しましたよ。
その時の内容は、以下2ちゃんのログより抜粋したので参照してください。

−−−−−−−−−−−−−−−−

660 :新潟楽日組 :03/05/25 21:45 ID:lHHs2IXc
隣県・富○から250僧イ譴真軍磴慇造辰討ますた。
最後はスタンディング・オベーション。やっぱ上川効果と役名に新潟の
地名を使ったのが良かったのでしょうか(w
漏れにとっては初めての体験なので、ちょっと感動的でした。
一言あいさつ&その他諸々、思い出したらちょくちょく書き込みます。

畑中、確かに右手吊ってました。
残りは全部筒井だそうです。


661 :名無しさん@公演中 :03/05/25 21:50 ID:DQhaYK5e
>>660
ありがとう。初めて目にする新潟レポのような気がする。
思い出したら、是非続きを。

そうか、役名は新潟の地名だったのか。
言われて気づくとはトロイね、私も。


662 :名無しさん@公演中 :03/05/25 22:03 ID:9H41KOVy
話は違うが、ホンジャマカの番組にイエローキャブのメグミが出ていて
大阪のとあるお店をイエローキャブご用達のお店!!として紹介していた
そのお店はH見さんのHPでも出ていたものだった・・・・
かち合っちゃうて事ないのかしら??
・・・要らぬ心配??


663 :新潟楽日組 :03/05/25 22:11 ID:lHHs2IXc
札幌でもスタンディング・オベーションあったんだ。
今回、漏れ2回目の新潟(前回はブリザード・ミュージック)だったが、
盛り上がってたよ。満席でキャンセル待ちの人も無理矢理立ち見で入れたみたい。

挨拶の司会は大森さんだったけど、3回目くらいのカーテンコールで
前の方の人たちが立ち上がり、全員総立ちで拍手。
上川が締め。「この光景を見たら・・・加藤さん、また新潟来るしかないでしょう
!」

664 :新潟楽日組 :03/05/25 22:41 ID:lHHs2IXc
あと、そうだ。上川の最後の挨拶。
「ジャパンツアー、正直キツイです!(←苦笑いしながら)
あと1ヶ月後、どうなってるかわかりません!

最後に、退団した近江谷・・・すぐ戻って来い!!(笑いながら)」

でも、これって客はものすごい盛り上がったけど、
結構上のこと批判してない??
同期とはいえ、この今のやり方が嫌で辞めた(というかほとんど追い出された)
近江谷の名前出すとは・・・。
上川だから許されるんだろうけど・・・要らぬ心配??


665 :名無しさん@公演中 :03/05/25 22:50 ID:DQhaYK5e
またまただけど、レポThank you.
うーん、なんとも。
そこまで考えて言ってるとも思えないし、
また、これくらいのこと、気にする(上)とも思えないけどw。
も一つ、近江谷さん、追い出されたとは思ってないのよ、私。
甘いかな?、彼は本当にもうキャラメルでやりたいことがなくなったからと、
思ってる。それに、彼自身にとってはいい選択だったんじゃない。
プレイメイトは軌道に乗ってるし、ドラマや映画で仕事はあるし。


666 :名無しさん@公演中 :03/05/25 22:55 ID:BrunEPpb
思うに上川は考えなしの男じゃないから
そんな観客を前にして
内々のことを詮索されるようなことを話したりしないでしょ。
ギャグでしょ。つーかきょうのギャグはイマイチですな。


667 :名無しさん@公演中 :03/05/25 23:10 ID:QeApgdF1
新潟楽日組さんサンクス!!


668 :名無しさん@公演中 :03/05/25 23:36 ID:LFLQ18EW
近江谷さんなんでやめたんですか?どこか詳細見れるとこあったら
教えてください。
新潟盛り上がってますね。早く神戸に来い〜


669 :新潟楽日組 :03/05/25 23:47 ID:lHHs2IXc
>>665さん>>667さん
どういたしまして。

んじゃ、覚えてる範囲でスマソですが、ひとこと挨拶を。
でもだいたい、東京の時に書いてた>>209>>222さんと同じですが。

大浦、實川、藤岡・・・札幌でお腹壊したとか、食べ物とかそういう
話。大浦が新潟でも何も食べれなくて、実川、藤岡がいろいろ食べました〜
とか言ってた。
中亮「札幌から17時間かけて寝台で来ました!」
三浦「役名の三条にちなんで三条から来られた方からアンケートで
たくさん励まされました」
岡内「誰も呼んでくれなかったんですが、私の役の苗字は柏崎です。
柏崎から来てくれたみなさん、ありがと〜」


670 :名無しさん@公演中 :03/05/26 00:05 ID:qzn9F63+
なんで新潟の地名を役名の苗字にしたんでしょうね?
さすがに佐渡ヶ島は無理ありすぎな気がしますが。


671 :新潟楽日組 :03/05/26 00:06 ID:Dwqwn/95
岡田さ・・・東京と同じ&ワインを求めて40分近くホテルの周りをうろついた
とか、ロイヤルホストに入ったらワインが無かったとか酒の話。
「おみやげは白ワインでおねがいします!」
大内・・・髪型の話。「禿げないかとアンケートに書いてくれたみなさん、
ありがとうございます。今度は普通の髪型の役がいいです。」
小川・・・新潟で食べたものの話
畑中「ドクターストップがかかって出られなくなりました。
申し訳ありません」
筒井「稽古初日からかけてきた呪いがようやく畑中さんに
伝わりました(笑)。今は亡き畑中さんのためにも(←畑中に突っ込まれる
残り精一杯がんばります!」
坂口「長野出身の坂口です!子供の頃は新潟の海で泳いでました。
今度のツアーは夏におねがいします。」
大森「信濃川という苗字で反応してくれたのは、新潟のお客さんが一番
でした。信濃川バンザイ!」
西川「劇中で僕の名前は村上と佐渡島をあわせて村上佐渡島という
シーンがあるんですが、昨日の夜、加藤さんから電話がかかってきて
こういわれました。僕の名前は村上と佐渡島の間をとって淡島といいますって
言ってくれって」
(↑補足・地元ネタなので観客は大爆笑。地図で見れば分かると
思いますが、淡島は佐渡の横にある小さな島のこと)
上川「北海道には上川町というところがあったんですが、新潟には
上川村というところがあるそうで・・・」


672 :新潟楽日組 :03/05/26 00:12 ID:Dwqwn/95
>>670
確かに「ミラージュ」の山形の地名と違い、結構無理ありましたよね。
でもキャラメルはリュートピアひいきにしてるみたいだよ。
ここ5年でこけら落とし含めて3回だからね。
成井が気使ったんじゃない?

・挨拶追加
岡田達「新潟入りして初日は新潟競馬、次の日はパチンコに行って
いい思いさせてもらいました(笑)。新潟最高です!」


673 :新潟楽日組 :03/05/26 00:16 ID:Dwqwn/95
こんなトコかな?
ウロ覚えでスマソ。もっとちゃんと覚えてる人いたら
カキコんでくらさい。

開演前の売り子には佐藤さんが。
丁寧にパンフの説明までしてくれて、買ったら握手もしてくれました。
顔疲れ気味だったけど(w、いい香具師だったよ。
どうもありが邸


674 :名無しさん@公演中 :03/05/26 00:22 ID:IZ0TnmUu
新潟楽レポ、楽しく読ませていただいています有難う!!
神戸が待ちどうしいです。


−−−−−−−−−−−−−−−−−

この書きこみをした人、よく覚えていましたねぇ。
本当、そのままです。

スタンディング・オベーションって、観客が演者へ対しての、最高の誉め言葉な訳ですよね。
これほど嬉しいものってないでしょう。
新潟の県民性から言って、気恥ずかしくてやりにくい事なのですが、そんな新潟県民でさえもこうして褒め称えたのですから、すごいですねぇ。

そいうや日常生活の中で、スタンディング・オベーションまではいかずとも、相手を褒め称えるパフォーマンスをする人って少ないですよね。
日本人は、「ワビ」「サビ」「口には出さずと察する」みたいなのが美徳とされていますから、なかなか出来ません。

こうやって、「よくやったね」「頑張ったね」と相手にストレートに伝えられる人って羨ましいです。
私のキャラクターって、
( -_- )
↑こんな感じですから、なかなか出来ません。
少なくとも、相手に何かをしてもらったら「ありがとうございます」と、ちゃんと言えるようになりたいですよね。
相手は、その表現そのものに喜ぶのではなく、そういう気遣いに喜ぶのですしね。

Posted by kanzaki at 2003年05月26日 18:33
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