2003年03月26日

免許更新

会社を休んで、免許更新をしてきました。
前回の記憶では、免許センターは混んでいて、しかも手続のやり方が分からなくても、誰も教えてくれないという、ひどく面倒なところだとインプットされていました。
出来ることならば、近所の警察署とかでやりたいのだけれど、かえってそっちの方がやり方も分からないし、写真を持参しなければいけないので諦めました。
朝の8時30分から開いているということなので、朝一で免許センターへ行けば、多少は混雑から開放されるであろうと思っていました・・・・・・が、前日、「水曜どうでしょう」のDVDを再度見ていたりしてたら、寝る時間が遅くなり、起床したのは免許センターの受付開始時間でした。
とっとと身支度をして出掛けました。
免許センターへ行くには、バイパスに乗らなければいけません。
普段、車の運転をしても、一回あたりの走行距離は5キロ未満の私。
自分の車で県外へ出たことはありませんし(当然、自分の車で高速道路を運転したことは無い)、バイパスだって滅多に乗りません。
しかも、朝のバイパスは非常に混雑していると聞いています。
こりゃ、いつ免許センターへ着くか分からないぞ・・・と思っていたのですが、ちょうど通勤ラッシュが終わっていたようで、スムーズに運転が出来ました。
案外、朝早くに出発しても、混雑のおかげで、到着時間は変わらなかったかもしれませんね。
十数分ほどして、あっけなく到着。
あれっ?前回、免許センターへ行った時は、もっと時間がかかったような記憶があるのですが・・・。
前回は、どこのインターで降りるのか、キョロキョロとしながら走っていたからかもしれません。
免許センターの駐車場は、予想通り、たくさんの車が停車していました。
「こりゃ、更新手続も大変そうだ」と憂鬱になりながら、建物の中へ入りました。
するとどうでしょう、とても閑散としています。
「あれっ?あんなに車が置いてあったのに、何でこんなに人が少ないの?」
総合受付のおばちゃんの所へ、免許更新の手続に来たことを伝えると、一枚の書類を渡され、そこへ記入して1番の窓口へ行ってくださいと言われました。
書くのは、名前、住所、電話番号とかだけ。
以前の免許更新の時は、確かこの用紙に貼り付ける写真を免許センター内で撮影した記憶があるのですが、そういったものはありません。
悩む個所はどこも無く、そのまま一番の受付窓口へ。
ここで登録手数料の収入印紙を買って、用紙に貼ってもらいます。
さすがに、この窓口は、免許センターへ訪れる人が必ず寄る場所なので混んでいました。
混んでいたと言っても、4箇所ある窓口に、各3名ほど並ぶ程度でしたから何てことはありませんが。
ここで、2980円の手数料を支払います。
その際、受付の人に、交通安全協会だか何だかへの加入を依頼されましたが、私はあっさりとお断りしました。
隣の若い女の子は、言われるがまま加入したようで、私より1000円以上多くの金額を支払っていました。
これは任意なのですが、あの説明口調で言われたら、大抵の人は加入するだろうなあ。
次は、視力検査です。
機械の穴から覗き込み、「C」と映し出されれば、「右」と答えるのは、会社の定期健康診断と同じですが、かなり大きな記号を3つほど映し出しただけで、それを答えたら、あっさりと終了しました。
正確な視力検査では無く、とりあえず、一定以上の視力があればO.K程度のものでした。
次の場所の受付にて用紙を渡し、5分もしないうちに写真撮影。
これも、椅子に座ったかと思ったら、すぐに撮影されて終了。
一枚しか撮影してくれなかったのですが、どうせデジカメみたいな機械で撮影しているのだから、何枚か撮影し、それをその場でサムネイル表示してもらい、自分が気に入った写真を決めることが出来たらよいのに・・・まあ、面倒だからいいや。
撮影してくれたオジサンから、黄色いプラスチックの札を渡され、「床に貼られた黄色いラインに沿って歩いてください」と言われました。
前回の更新で、その道順に沿って歩くと、講習会の教室へたどり着く事は知っていました。
確か、その廊下の脇に、いろいろと交通安全の掲示板が張られ、それも見るのも「安全教習」のひとつだったと記憶しています。
しかし、黄色い線に沿って教室へ行く際、廊下には何も掲示されていませんでした。
私の入った教室は、無事故無違反の優良ドライバーの人達の教室。
講習開始まで、まだ10分以上待たなければいけませんでした。
こんなこともあろうかと、Palmを持ってきていたので、ネット巡回していました(正確には、自宅のデスクトップマシンで、指定したホームページを自動巡回してテキストデータを収集し、それをPalmにデータを移したものを見ています)。
ネットサーフィンしていれば、待ち時間なんてすぐです。
この教室、殆どがおじさん、おばさんばかり。
若い人は、私ぐらいでした。
教室内の人数も、十数名程度。
無事故無違反の教室ではありますが、きっとこの中の殆どが、普段は運転をしない、ペーパードライバーなんじゃないでしょうか(私もそうですが)。
しばらくすると、教習のおじさんが登場。
何やらいろいろとお話しをしているようですが、私は相変わらずネットサーフィンをしているのでよく分かりません。
その後、教室が暗くなり、ビデオが上映されました。
内容は、交通事故で子どもを亡くした遺族達のドキュメンタリー映画みたいです。
その間も、Palmの液晶部分をバックライト表示させて閲覧していたので、あんまし記憶にありません。
ビデオ上映が終了すると、新しい免許証が出来上がったので、前に出て取りに来てくださいと言われました。
自分の名前を呼ばれ、免許証を取りに行き、そのまま教室を出て帰りました。
交付された免許証は、今までよりも小さいものでした。
自分の顔写真も豆粒程度。
ツタヤのレンタル会員カード、ヨジバシカメラのポイントカードと変わらないじゃないか。
これならば、小さな財布でも入りますね。
まあ、私はおっちょこちょいなので、免許証は無くさないようにと、いつも車の中に置いておくので、あまり関係ないのですが。
そんなこんなで、約1時間程度で終了しました。
あっという間です。
前回は、大変な人ごみの中、訳もわからずに右往左往して、やっとこさ免許証の交付をしてもらったように記憶しているのに・・・。
やっぱり、あれですかね。
初めての時は予備知識も無いし、全体の流れを把握していないから、いつ終わるのだろうかと考えているから長く辛く感じたのかもしれませんね。
ほら、「早く時間にならないかなあ」とソワソワと何度も時計を見返すと、とても時間の進みが遅く感じるでしょ?
今回は、無事故無違反で一番簡単な更新手続だったし(前回も無事故無違反ですよ)、処理の流れも一度は体験していて、尚且つ、前回が最悪な印象だっただけに、相対的比較で「今回は何事も無く簡単だ」と思ったのかもしれません。
それに、免許センターだって、処理の簡略化、パソコン等による人的軽減化を図っているだろうしね。
次回の免許更新は、平成20年だそうです。
うーむ、平成20年なんて、遥かかなたのようだ。
無事故無違反を継続するためにも、あまり車の運転をしないことにしよう(何か間違っているような)。

Posted by kanzaki at 2003年03月26日 20:34
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