2004年02月17日

クリエ CLIE PEG-TH55【仕事に使う】

TH55を職場へ持っていき、いよいよ本格的に使ってみました。
今までのm105より、Hotsyncが速いですね。
やはり、シリアルケーブルより、USBケーブルの方がデータのやりとりが速いんだなあと思いました。
CLIE Organizerを入れていた場合は、多少は遅くなってしまうんでしょうけれどね。
早く、不具合対策プログラムの提供をして欲しいところです。
本体のハードキー一番右のボタンを押しますと、予定表等の検索・新規作成等のメニューが出てきます。
今のところ、このボタンは殆ど使いませんね。
残念ながら、他のアプリに割り当てることも出来ません。
更に、このボタンを押しても、本体の一発起動もできません(他のボタンは当然可能)。
いつか使い込んでいくうちに、便利だと思うときが来るかもしれません。
(2004/2/28追加書き込み→便利だと思う時が来ましたよ。詳しくは、ここ)
他の三つのハードキーは、左から、予定表・Date@Glance・NNsiを入れています。
やはりスケジュール関係をすぐに見られるようにしたいのと、この小さな端末でインターネットと言えば、テキスト主体の2ちゃんねるが妥当との判断からです。
本体には付属品で、クレードルが付きません。
けれど無ければ無いで済むものなのかもと思いました。
携帯電話を利用している周りの人達を見ても、充電する際のクレードルを使用する人はいなくて、ACアダプタのケーブルを直接刺して充電しています。
また、一時は皆が凝りまくっていた、ストラップを付けている人も減ってきました。
ましてや、携帯電話をケースに入れて、ベルトに装着している人もいません。
勿論、人によりけりなんでしょうが、一つの商品が成熟していくと、周辺アクセサリーというのを使わなくなるような気がします。
テレビだって、大昔は観音開きの箱の中に入っていたり、見ない時はレースの布でブラウン管を覆っていたりしていた時代もありましたが、今ではそんな人はいません。
だから、クレードルが付いていないのも、成熟期へ移行している証拠なのではと思いました(必要な人は別売りで買えばいいでしょうし)。
ただし、附属しているシンクロケーブルに、Hotsyncボタンが付いていないのには困りました。
Hotsyncの際は、本体のメニューから選択しないといけません。
自宅で使う場合は、それでも我慢できます。
けれど会社の場合、データのバックアップという側面が非常に重要になる為、私はコマめにHotsyncしています。
それを毎回、メニュー画面から選ぶのは面倒です。
そこで、下記のケーブルが登場です。

PDA工房でTH55を買った際に、オマケで付いていたシンクロケーブルです。
Hotsyncだけでなく、家庭用電源や自動車のシガーライターから充電も可能です。
このシンクロケーブルは、小さなHotsyncボタンが付いています。
これを押すだけで、Hotsyncが出来るのは便利ですね。
確かオマケで付いてくる商品は、Hotsyncボタンの付いていないケーブルのはずだったので、これは嬉しい誤算でした。
m105を使用していた時も職場では、Hotsyncボタンのついたシンクロケーブルを利用していました。
今回も同様な使い方が出来て、非常に助かっています。

他にもPDA工房のオマケは、何気に便利な物が多く付いていました。
まずは、シャープペン・ボールペン・赤ボールペン・スタイラスが一体になったペン。
TH55についている、爪楊枝みたいなスタイラスは、使ったことが殆どありません。
その代替品として、このペンでタップしています。
実は私の場合、殆どは、指でタップする事の方が多いんですけれどね。
きっと文字入力にグラフィティを使わず、ソフトキーボードを使っているから可能なんだと思います(ハイレゾになって、とても便利で快適になりました)。

メガネを拭く布がありますが、あれを小さく裁断したものも付いていました。
液晶本体と蓋は、すぐに指紋が付きますから、それを拭くのに助かっています。

事務所にいる際は、PC上で、CLIE Palm Desktopを使用しています。
基本的に、古いバージョンのPalm Desktopと同じですから、不便はありません。
一番大きく違うところは、一つ一つの文字が大きくなっている事ですね。
2,3割程度大きくなっています。
違いはその程度なので、操作に手間取らず、仕事に集中できます。
CLIE Organizerを使うとどうなるかは不明ですが、そちらは後日ご報告します。

TH55はバッテリーの持ちが非常に良いですよ。
無線LANをガンガン使用しても、目減りがゆっくりです。
私は乾電池式に慣れていたので、充電式の端末に不安を感じていたのですが、これならば大丈夫だと思いましたよ。

本体も小さいので、応接室で人と会うときも、ポケットに忍ばせています。
軽いしコンパクトなので、気になりませんね。
キーボードの付いているNXシリーズも、とても魅力的な端末なのですが、本体が薄いことによって持ち運びが快適なTH55も良いですよ。

WORD、EXCELのデータは、今まで、Documet To Goを使用していたのですが、古いバージョンなので、TH55等のワイドハイレゾに対応していません。
仕方が無いので、メモステにファイルを入れて、ビューワーで見ているのですが、大きなファイルだとなかなか展開されないので、いらいらしました。
それどころか、ワークシートをたくさん利用しているファイルだと、メモリ不足の警告が出ます。
m105でも開けたファイルが何故・・・・。
Documet To Goの最新版が、TH55に完全対応しているのが確認できたら買うつもりです。
まあ殆どのファイルは、附属のビューワーで大丈夫ですけれどね。
(2004/2/28追加書き込み→私の持っている「Documet To Goバージョン4」を試しにインストールしたところ、ワイドハイレゾ表示は出来ないものの、それ以外は正常稼動しています。たくさんのワークシートを使っているものも、当然、表示可能でしたよ。最新版も買わなくては)

丸一日、会社へ持っていった印象としては、すぐに実践に使えて良かったなあという事でした。
PIM関係は、CLIE Organizerを使わなければ、今までと同じですしね。
しかもそれが、今までよりも高速処理してくれるのは助かります。
一つ一つの行動が、キビキビしていて良いです。
最新の端末をお使いの方だと、それほど体感は無いと思いますが、何世代も前のモノクロ液晶・乾電池駆動の端末をお使いの方には、高速処理・ワイドハイレゾ液晶等のメリットの方が多いように思えます。
職場で使っていて欠点というのは・・・・・・パッと思いつくのは、何万円もする端末を買ったので、落として壊してしまわないかとヒヤヒヤする事ぐらいでしょうか。

次回こそ、無線LANについて書きます。

Posted by kanzaki at 2004年02月17日 09:21
コメント
コメントする
名前(ニックネーム可)とメールアドレスは必ず入力してください.
メールアドレスは管理者にのみ通知されます.










名前、アドレスを登録しますか?