クリエのTH55と云えば、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b準拠)機能を搭載した端末です。
つまり、何も買い足さなくても、本体のみでワイヤレスLANに接続して、ホームページを見たり、メールの送受信が可能だったりします。
このコンパクトな筐体で、気軽にインターネットの世界を楽しめるのはいいですよぉ。
我が家は以前より無線LAN環境にあるので、すぐに導入できて、その便利さの恩恵を受けることが出来ました。
お陰で自宅のデスクトップマシンで、ホームページを見ることが少なくなりましたよ。
統計によると、パソコンを持っていない方々が携帯電話を使ってホームページを見たり、メールのやりとりをする際の場所は、外出先よりも、自宅で行うことが多いそうです。
端末を手に握り、ちょこっと猫背になってアグラをかいてやるしぐさ。
もしくは、ベッドで寝そべってやったりね。
そんな格好でインターネットに普通に接することが出来る良い時代になりました。
そういうのは好きだったのですが、携帯電話でインターネットをするのは、パケット代がかかるので、なかなか出来ませんでした。
けれどTH55のおかけで、寝っころがったり、動き回りながら出来て、本当に良かったです。
TH55は、パソコンに比べれば画面の表示領域も狭いし(手のひらのサイズの端末としては広大ですが)、縦長の画面なので、パソコンと全く同じようにネットサーフィンするという訳にはいきません。
それでも、妥協できる範囲でした。
購入前は、「Palmでインターネットは止めたほうがいい」「それならば、PPC、ザウルスの方がいい」と聞いていたので、実際に使ってみて、これだけ使えれば充分だと安心したものです。
けれど、ホームページの表示するまでの速度が、ちょっと遅いなあと思っていました。
ADSL環境なのですから、パソコンまではいかなくても、そこそこの速度で表示されたらいいなあと。
何ていうんでしょう。
表示される体感速度が、アナログモデムでインターネットをしているような感じだったのです。
それでも少し待てば、ちゃんと表示されますし、携帯電話で見るホームページよりも表現豊かですから、便利さとのトレードだと思っていました。
そんな日々だったのですがこの度、ソニーから「PEG-TH55 802.11b 転送レート改善ソフトウェア」が公開されました。
詳しくは、こちら。
これにより、省電力モードによる動作時に、接続するアクセスポイントによっては転送レートが遅くなる場合がある問題に対処してあるそうです。
私の環境で、このソフトを使ったとしても、何が改善するのか良く分からなかったのですが、とにかくインストール。
その後、標準搭載ブラウザNetFrontを起動して、ネットサーフィンしてみました。
「爆速です!!」
パソコンで、アナログモデム回線からADSLに切り替えた時のような衝撃です。
本当に表示速度が、テキパキと速いの。
パソコンよりは遅いかもしれないけれど、本当にストレスが無くなりました。
ソフトウェアの改善で、TH55を快適にしてくれたものと云うと、「THe Go! Go!」を思い出します。
あちらは、ハードウェアの使い勝手を向上させてくれましたが、こちらは、インターネット環境の向上をしてくれました。
TH55って使っているうちに、ますます最強の端末なのではと思ってきました。
欠点が次々と消えていきます。
他に改善するところって、何があるのでしょうか?
非常に頼もしい奴だと思います。
現在、品薄状態が続いているそうですが、買っても後悔の少ない端末だと思いますよ。
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