2004年03月14日

クリエ CLIE PEG-TH55【メモリースティックPRO】

こんばんは、神崎です。
昨日より出張していまして、先ほど帰宅したところです。
そんな訳で昨日は更新出来なかった訳ですが、今日も疲れているので、手短に書こうと思います。

今まで、クリエTH55に刺してあったメモリースティックは、MG対応で64Mの容量のものでした。
テキスト関係や写真を保存する程度ならば、特別問題はありませんでした。
しかし先週末、とあるセミナーへ出かけた際、音声メモ(Voice Recorder)で講義を録音しようと思いましたら、30分程度しか録音できる空き容量が無く、結局、使い物になりませんでした。
また、MP3やVAIOで録画したビデオの再生をしようにも、同様に空き容量が無かったので、実際に日常生活で使用することはありませんでした。
そんな訳で、TH55を快適に使いこなすには、多少の投資が必要だなあと感じました。

出張帰り、私は電気屋へ行き、大容量メモリースティックを買うことにしました。
メモリースティックにも何種類かありますが、その中で大容量で尚且つ高速アクセスの出来る「メモリースティックPRO」に注目してみました。
その性能についての詳しい説明は→ここ
従来のメモリースティックの約8倍の高速転送により、DVDなみの高画質動画のリアルタイム記録や再生などに利用できるとか。
しかもこのシリーズは、1GB、512MB、256MBという、従来のシリーズよりも大容量なものばかり(値段も高いですが)。

このメモステは、メリットは大きいのですが、新規格である為、従来のメモステリーダーでは読み書きする事が出来ず、メモステPRO対応機器でのみのサポートとなります。
私の所有しているパソコンは全て、メモステリーダーが備わっていますが、残念ながら、どれひとつメモステPROには対応していません。
だから買うのは、従来のメモステシリーズでも良いといえば良いのですが、AV関係を扱うには、高速転送は必要だろうし、せっかくTH55がメモステPRO対応ならば、その性能を充分に発揮できるものを買おうと決めました。
容量は、256Mにしました。
それより大容量となりますと、1GBで7万円代、512MBで3万円代となり、とても現実的な金額ではありません。
それを扱うTH55よりも値段の高いものを買う気にはなれませんもの。
電気屋で256MのメモステPROを見てみましたら、13,000円でした。
これも高いですね。
パソコンでハードディスクを買ったら、同じ金額で何ギガのものが買えるやら。
それでもまあいいやと在庫を確認してもらったら、全て売り切れだそうです。
いくら、メモステPROの中では安いとはいえ、こんなものを買う人がたくさんいたとは。
先週は在庫がたくさん陳列していたのに・・・・・。
がっかりしていたら、先週は置いていなかったものがありました。
それは、SanDisk製のメモステPROでした。

ソニー製と同じ性能であるにも関わらず、こちらの方が安かったです。
価格は9,980円。
本家よりも3,000円も安い!!

こちらの在庫は大量にありました。
安くて、しかも在庫があるのならば、これを買うしかないでしょう。
いや、買わせてください。
即効でレジで会計を済ませ、駐車場に置いてある車の中で開封。
さっそく、TH55に刺してみます。
ものの見事に認識しました(当たり前ですが)。
全く何もデータを入れていない状態で、TH55からメモステPROを見ますと、空き容量は238Mとなっています。
私が他に持っているメモステDUOの16Mよりも多い、この差分18Mの容量はどこへ消えたのでしょうか・・・・・(知っていて、あえて書いてみる)。
その状態で、音声メモ(Voice Recorder)を起動してみたところ、372分15秒録音が可能と表示されました。
6時間録音しても、まだ余りがあります。
これならば、どんな長時間の会議、講演会でも、録音が可能になりますね。

TH55に限らず、クリエには、本体のデータのバックアップをメモステにコピーしておく事が出来ます。
毎日、HotSyncして、母艦であるパソコンにバックアップをしていますから、しなくてもいいと云えばいいのですが、まあ、データのバックアップを何重にしておいても困ることはないでしょう。
従来のメモステですと、バックアップに時間がかかっていました。
それは転送速度の遅さが原因です。
メモステPROは、大容量である他に、高速転送という特徴も持ち合わせています。
どれぐらい高速でデータのバックアップできるか、さっそく実験してみましょう。
バックアップのデータサイズは、10951kで、データ数は321です。
これを、従来のメモリースティックでバックアップするのに掛かった時間は、2分24秒でした。
それに対して、メモリースティックPROは、1分21秒でした。
理論値では、約8倍の高速転送ということですが、そこまではいきせんね。
これは、メモステPROを扱う機器に速度が左右されるのでしょう。
それでも、今までよりもずっと速くて助かります。
TH55で撮影した写真を本体の液晶画面に何枚もサムネイル表示される際も、多少、表示が速くなったように思います。
その各々の写真を大きく表示される際のスピードは、殆ど同じかな?(もともと速かったし)
今後、いろいろな種類・大きさのデータを扱ってみまして、その体感速度を検証したいと思っています。


そうそう、メモステPROを買ったついでに、メモリースティックケースも買ってみました。

今回のメモステPROの他に、MGメモステと、メモステDUOも持っているので、複数のメディアを持ち運ぶのにケースは必要だと思ったからです。
サンワサプライ製で、アルミ製。
大きさは名刺ケースサイズです。
メモステが4枚収納できます。
本体が黒で塗装してあるのですが、アルミ製ですので、きっと塗装が剥げてくると思います。
価格が450円ですし、しかも、メモステPROを買った際のポイントで買ったので無料。
収納してあるメモステを保護できればいいので、これで充分ですよ。

そんな訳で、これからは、動画や音楽もTH55で利用していきたいと思います。
しかし、本音を云えば、こんなシリコンメモリーに大金を使いたくないので、クリエにハードディスク内蔵型が登場すればいいのになあと思っています。

Posted by kanzaki at 2004年03月14日 22:16
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