2004年04月25日

歯医者へ行く

歯医者へ行ってきました。
いや、別に歯が痛いからじゃありません。
昨年8月に歯の検診をして以来、一度も行っていなかったので、念のために検診へ行ったのです。
前回も、虫歯はありませんでした。
しかし、軽度の歯肉炎と診断されたのです。
歯槽膿漏予備軍です。
その際、歯の磨き方を教えてもらいました。
どうやら私は、歯はしっかりと磨くものの、歯茎は軽視していたようなのです。
ご存知の通り、歯槽膿漏は歯茎の病気。
歯茎を鍛えなければ、いずれはなってしまいます。
結構、私の身の回りの年配の方々は、歯槽膿漏に悩まされています。
なってしまったら、回復は難しいです。
しかもそういう方々の多くは、何十年も虫歯が無く、歯医者へ行った事が無い人達なのです。
虫歯が無いからと安心して放置していると、じょじょに悪魔が忍び寄ってくるものですよ。
そんな訳で、歯医者で教わった通り、歯茎をマッサージするように磨いていました。
ついでに、歯槽膿漏に良いと効く「アセス」なる歯磨き粉(値段が高い)を使ってみたりもしていました。

さて当日、歯の検診をしてもらった所、虫歯はありませんでした。
歯槽膿漏の原因になる歯石も全くありませんでした。
「お茶が好きですか?」とお医者さんが聞くので、「めちゃくちゃ飲みます」と返したところ、歯にステイン(茶しぶ)が付いているとのこと。
また、「タバコは吸っていない歯ですね」とも云われました。
おっしゃる通り、私はタバコを吸いません。
タバコは、虫歯や歯槽膿漏の大敵だそうです。
訴訟の国アメリカでは、何度通っても歯の状態が良くならないと、歯医者を相手取った訴訟があったそうです。
その際、医者は「あなたは、タバコを吸っているから治らないのだ」と、医者の勝ちでした。

タバコは、良いことがありませんね。
虫歯からちょっと話しがそれますが、喫煙者のがんの発生率は、これまで吸ったことのない人に比べ、男性で1.6倍、女性では1.5倍。
禁煙している人のがん発生率も、男性は非喫煙者に比べ1.4倍で、過去の喫煙の影響が見られます。
こうした発生率の差をもとに、日本全体でのがん発生率を計算したところ、男性ではがん全体の29%にあたる約8万人、女性ではがん全体の4%にあたる約8千人がたばこが原因でがんにかかったと推定されたそうです。
禁煙後、タバコの影響がなくなるのは10〜20年後だそうですので、やめるならば早い方が良いですよ。

そんな訳で、私は虫歯の治療をせず、ちょっとした汚れ落とし、茶しぶの除去程度で終わりました。
お医者さんに云われたのですが、前回の診察から3か月を経過すると、次回の診療の際も、初診料を取られてしまい、金額が高くなるそうです(ちなみに今回、2,500円程度取られました)。
何も無くても、定期的に3か月以内を目処に通うと、治療費がぐっと安くなるそうです。
プロに定期的に診てもらえば、歯槽膿漏、虫歯に怯える必要もありませんね。
しかもその歯医者さんは、私の会社の目の前。
昼休みに気軽に行く事も出来ますから、非常に好都合。
次回は7月の中旬に行こうと思っています。

最近、母親が「部分入れ歯」にしました。
奥の歯を入れ歯にしたそうですが、どうも噛み合わせが、自分の歯の時と違うそうです。
だから喋る言葉が、微妙に違うとか。
私が聞いても、何とも感じないのですけれど、本人にとっては気になるそうです。
歯は、食べるだけでなく、話すとき、力を入れるとき、いろんな事に影響があります。
私は年老いても自分の歯で生活できるように、これからは定期的に通い続けようと思います。

Posted by kanzaki at 2004年04月25日 07:00 | トラックバック (0)
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