2004年06月05日

泣きっ面に蜂

泣きっ面に蜂、弱り目にたたり目、二度あることは三度ある・・・。
今の私の心境は、こんな感じです。

なぜかと云いますと・・・・。

三菱自動車(本社・東京都港区)は2日、同社の1992年―97年製の「ギャラン」「パジェロ」など乗用車17車種、計約15万6400台について、部品の欠陥を隠し、リコール(回収、無償交換)の届け出を怠っていたと発表した。

◆新たに公表された三菱製乗用車の主な欠陥・不具合の内容(かっこ内は年式)
▽パジェロ(98年)=燃料タンクのホース接続が不十分
▽ディアマンテ(95年)=駐車ブレーキの作動不良
▽ギャラン(97年)=助手席エアバッグ部品の気密性不良
▽パジェロミニ(95年)=動力伝達装置の締め付け不足
▽シグマ(92年)=前輪サスペンションの溶接不良
▽ミニキャブ(96年)=変速機ケーブルの取り付け不良

私の運転している車は、パジェロミニですが何か?。
はははは(乾いた笑い)。

そこに来まして、また別のニュースが・・・。

ソニーは、「CLIE」の米国および欧州市場からの撤退を発表した。日本では製品開発と販売を続けるという。
同社の携帯端末「CLIE」製品の取り扱いを縮小し、米国および欧州のPDA市場から撤退する。
この動きにより、Palm OSの開発元であるPalmSourceには新たなプレッシャーが加わることになる。
2000年8月に米国のPDA市場に参入していた。
同社は今後も日本ではCLIEの販売を続ける計画だが、生産を段階的に縮小し、その他の地域では年内に市場から撤退する。
Sony Electronicsの広報担当Kelly Gaffneyは米国時間1日、同社がPDA市場の再評価を行なっていると語った。
GaffneyはCNET News.comに対し、「ソニーは現在、これまでのPDAの方向性を再評価しており、今秋米国でCLIEの新モデルを発売することはない」というSony Electronicsが用意した声明を読み上げた。
製品開発と販売は、日本市場でのみ継続する。
ソニーはこの機会に、これまでのPDA事業と今後の方向性を検討していく。

私の使っているPDAは、CLIEのTH55ですが何か?。
はははは(乾いた笑い)。

どうも昔から、私は似たような経験を繰り返しています。
例えば、自分の加入していた保険会社が破綻したり、自分が定期購読していた雑誌がことごとく廃刊となったり・・・。

そんな事が多く重なると、「もう新しいモノに目を向けなくてもいいや。どうせ、すぐに廃れるし・・・」等と、世捨て人状態に近づきつつあります。
シンプルライフを目指すのならば、あまり必要以上に買い込むのも良くない事だと思うし、それもまたいいのかもね。

まあメリットと云えば、こんな体験を何度もすると、次回からはそのジャンルについての吟味がしっかりするようにも思えます。

例えば、生命保険。
保険について知識に長けている人って、そんなにいないと思います。
付き合いだとか、そういう理由により、今の保険会社を選定している人が多いのでは?
研究しようと思った時、人に聞くのはやめました。
人に聞くと、その人の主観が過分に含まれているし、下手すると、回りまわって色んな保険会社から勧誘の連絡があるといけませんから。
そこで、ネット等を使って検索(更に、母親の本屋で立ち読み)。
どうやら私の場合、死亡してからの保障よりも、病気・怪我等による入院を重視して、基本的に掛け捨てにした方が良いらしい。
他人の主観は含まれていない分、自分の主観が含まれている訳ですが、自分自身の過去と未来を考えた結果、現在の保険会社に入っているので、まあ悪い選択ではないと思います。

雑誌ですが、基本的に読まなくなりました。
雑誌・漫画等は、どれ一つ買ってませんね。
本屋の息子なのに、変な話しですが。
その類が、自分にとって価値が無くなってきたんですね。
ネットで同程度の情報が吸収できるからです。
雑誌等は形のあるモノなので、不要になったら捨てないといけませんよね。
私は部屋が粗雑になっているのが非常に嫌いです。
なので、不要な雑誌が積み重なっているのが辛抱たまらない。
いずれ捨てる事が分かっており、同程度の情報がネットで得られるのならば、最初から買わなければいいやと云う気分になってきたのです。
あっ、それとですね、以前だと母親の本屋で買うと、社員割引で1.5割引をしてくれて、非常にナイスだったのですが、不況の煽りで0.5割しか値引きしかしてくれなくなったのも要因かもしれません。

現在乗っている車についてですが、これは生まれて初めて買った自動車なのです。
まだしばらく乗りつづけるので、次の車についてはあまり考えていません。
リコールがあったものの、9年も乗りつづけて、故障したのは昨年の一回のみです。
それもエアコンの部分で、修理費用も2万円程度の内容です。
私は運転が下手で、バンパーの角を何度もこすりました。
パジェロミニのバンパーは一体成形ではありません。
バンパーの角は、別部品になっていて、取り外し可能なんです。
ですので、仮にバンパーの角をこすってしまっても、バンパー全部を交換する必要は無く、その部分だけ取り外して交換すれば良いのです。
バンパーの角の部品は、一つ約7,000円です。
お蔭で修理代が助かりましたよ。
それに、座席の位置が高いし、車体は四角くて、非常に運転しやすいです。
クロカン4WDですので、普通の車より丈夫ですしね(特に冬は便利)。
私には、とてもありがたい車でした。

私の使っているPDA・クリエ TH55は、このサイトで色々な事を書いてきたので、あえてここで語る必要はないでしょう。
それだけ便利な端末でした。
ハイスペックだけを追い求めた過去の恐竜的端末と違い、「中庸」さが取り得です。
それ故、ヘビーユーザーには批判派もいますが、使ってみると、なかなか良い端末ですよ。

自分の選んだモノが、どんどん消滅したり衰退していくのは、見ていて悲しいですね。
世間的には受け入れられなかったと云う事ですから。
それを冷静に受けとめ、今後の選択の参考にすることもあるし、「否。私にとっては、ベストチョイスだった」と胸を張れるモノもありました。

こうやって書いてきたら、タイトルの「泣きっ面に蜂」は間違いかもしれませんね。
むしろ、そういう選択をしてきたのが、自分にとってプラスになっているのですから。

Posted by kanzaki at 2004年06月05日 07:00 | トラックバック (0)
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