2004年09月13日

自分の声

最近、自分の声をよく聞くようになりました。
それは、PDAのボイスレコーダー機能を多用しているからです。
外部の人との打ち合わせ、社内の他部署との打ち合わせ等、後で「云った」「云わない」が影響しそうなものは、ひととおり録音しています。
使用している道具は、平気で6時間とか録音できますので、殆どの会議を頭から最後まで録音できます。

そうするとですね、その会議に出席している自分の声を聞くわけですよ。
これが実に嫌でしてね。
自分の体を伝わって聴こえてくる声と、録音したものの声に、大きなギャップがあるんです。
最初、自分の声だと分かりませんでしたもの。
けれども喋っている内容は、明らかに自分が発言したもの。
「うわっ、凄い嫌味な声だなあ」と思ってしまいました。
なんて云うか、やる気が無くて、嫌々やらされているような声(実は本人は、やる気マンマンなのですが)。
「これは絶対、自分の声じゃない。録音したせいで、こう聴こえるんだ」と思っても、その会議の録音をしたものを再生してみると、自分以外の人達の声は、明らかに普段から自分がよく耳にしている声。
録音した声だろうが、直接耳にした声だろうが、殆ど変わりありません。
「そっか、私って、こういう声なんだ・・・」
おかげで会議では、なるべく発言をしないようになってしまいました。
基本的に聞き手に回っています。
良くない傾向ですねえ。

そう思うと、歌手、アナウンサー、俳優、声優、解説者等の皆さんに感心してしまいます。
お金をもらってやっている以上、自分の声を知らないわけにはいかない。
常にベストな状態で発声をして、プライベートを持ち込まない。
視聴者の多くに、自分の意志を正確に伝えなければいけないのですから。
「金のなる声」を持つ人達は、ご自分の声をどう思っているのかな?

要は、慣れなんでしょうね。
自分の知らない自分に驚いているだけなんですから。
写真に写った自分にも、たまに驚きますね。
普段、自分の顔を見るのは鏡の前だと思うんですよ。
けれどそれは、左右反対になったものです。
だから写真を見ると、微妙に違和感を持ちます。
他人から見たら、違いなんて分からないのでしょうが。

でも、嫌だ嫌だと思っていても、何も進展はありませんよね。
人は、身なりを整えるのに鏡の前に立ちます。
それと同じで、自分の声を聴く事によって、他人を不愉快にさせない口調とかを練習することは可能です。
流石に声そのものを変える訳にはいきませんが、そういう口から発する言葉のニュアンスや口調を意識するだけでも、相手に誤解や不快感を与えずに済みますものね。
口から発する言葉は、自分ためではなく、相手のために発しているものです。
相手があることですから、気をつけた方が良いですよね。

Posted by kanzaki at 2004年09月13日 11:15 | トラックバック (0)
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