2004年09月21日

劇場版「仮面ライダー剣(ブレイド) - Missing Ace -」の感想【1】

19日の夜、劇場版 仮面ライダー剣(ブレイド)を観てきました。
その感想を2、3回に渡って書こうかと思います。
ネタバレを含んでいるので、観に行く人は読まないで下さい。

夜中10時からの上映でしたが、まあそれなりに人は入っていましたよ。
親子連れもいたし、大人だけのグループもいました。

上映開始になると、まずはCMが流れました。
仮面ライダー剣の主人公・剣崎一真が家の中をあちこち何やら探しています。
見つけたのは、オロナミンC。
最後はプレイドが登場して終了。
テレビでは、上戸彩さんとヨン様のCMですが、この劇場でしか見られないこのCMもテレビでやれば、子供達にも売れそうですね。
飲んだら、プレイドになれる!みたいな。

最初は、デカレンジャーから上映。
こちらは後日書きますので、今回は割愛。
デカレンジャーが終了してすぐ、プレイドがはじまりました。

いきなりテレビ版の4年後から始まるのではなく、橘さんがレリーフ(古代の巨大な石版)を発見するところ、そして、剣崎・ブレイドと始・ジョーカーの対決!
まだ、テレビでは語られていない、二人の最後の戦いが映し出されています。
大雨の中、傷ついた剣崎と始が対峙しています。

剣崎「ジョーカー!後は君だけだ!」
始「俺とお前は戦うことでしか云々」

お互い変身し、ブレイドとジョーカーが対決。
この大雨の中での対決は燃えました。
二人とも既にボロボロになっているので、特別な技は出せないみたい。
ブレイドのキックで決着が付き、ブランクカードをジョーカーへ投げつけると、封印されていきます。
その封印される瞬間、ジョーカー・始は、天音の顔を思い浮かべて最後となります。
戦いに勝った剣崎は、変身が解けて血だらけで倒れます。

そして4年後。
みんな違う道を歩んでいた訳ですが、14歳になった天音の誕生日のために、みんなが集まることになります。

剣崎は清掃員をやっています。
彼だけは、4年経っても、あのまんま(良い意味で)。
ゴミ集配の時、松金よね子さんが登場していました。
確か松金さんは、剣崎がBOARD時代に住んでいたアパートの大家さん。
まさか、こんな所で登場するとは。

虎太郎は人気作家になって天狗になっていました。
バニーガール(編みタイツのキワドイ衣装に注目!!)をはべらして飲んでいます。
剣崎曰く「嫌な奴になったな」。
衣装も、髪も上げて、高級なスーツ。
しかも、牛乳は飲まずにワインを好んで飲んでいる。
けれど、話しも後半になって、広瀬さんと剣達崎の助けに行く時には、テレビ版のヘアスタイル・衣装に戻り、牛乳を飲んでいました。
その牛乳を飲むという行為で、昔の虎太郎に戻ったんだなあと、ホッとしました。

睦月は、就職活動中。
会社の面接の際、面接を行った会社の人達は、仮面ライダー555に登場した木場とスマートブレインの社長でした(笑)。
こんなところにゲスト出演していたとは!
この二人の役どころは、どうやらお互いがお互いを良く思っていないらしく、最後は睦月の面接をそっちのけで喧嘩をしていました。
なかなかコミカルな一シーンでしたよ。
この他に、天音がデパートで万引きをして、それを追いかける警備員の中に、仮面ライダー555で蛇オルフェノクをやっていた人がいましたよ。
剣崎と虎太郎が睦月に逢うと、どうやら昔のことは忘れたいらしく、その場から姿を消しました(後で、反省して再会しますけれどね)。
テレビ版の睦月は、悪い人間になってしまい、今は活躍していませんが、映画では大活躍していましたよ。
剣崎は当初、カードが無いのでブレイドに変身できなかったのですが、変身できるようになったのは、睦月がカブトムシのアンデッドを封印し、そのカードを渡してくれたからだし、始・ジョーカーのカードをレンゲルの特殊能力でリモートしたおかげで、仮面ライダーカリスが復活した訳ですから。
レンゲルは、他のライダーよりどっしりした重量感のあるスタイルですよね。
新世代ライダーの三人が、どれもスリムなせいか、その重量感が際立っていました。
睦月自体は、そんなにキャラ的には目立ってはいなかったのですが、縁の下の力持ち的な役割りでしたね。

広瀬さんは結婚式直前という設定。
結婚前ということで、エステや買い物に精を出していました。
広瀬さんの行く所行く所へ、剣崎と虎太郎も付いていくのですが、女の子たちがたくさん入っているサウナの中、何故か広瀬さんの左右に二人も座っているのに笑いました。
しかも二人とも、他の女性と同じように、頭にタオル、身体も胸までタオルを巻いていました。
広瀬さんはエステの際、上半身裸でうつ伏せになっているのですが、胸が大きいので、横乳がかなりはみ出ていました。
ある意味、広瀬さんの一番の見せ所です!!
テレビでは、あまりヒロインらしい場面が無い彼女です。
映画ではどうかと云いますと、今回のヒロインは実質、14歳になった天音ちゃんなので、テレビ同様に目立ちませんでしたね。
せいぜい、殺された新世代ライダー二人のダイイングメッセージの推理ぐらいでしょうか。
広瀬さんは、結婚式直前に出て行ってしまい、こりゃ結婚破談かなあ・・・。
結婚式場に書いてあった名前からして、結婚相手は、どうやら外人らしいです。
ジョンソンだかそんな名前。

広瀬さんに代わって、この映画のヒロインになるのが、天音ちゃんです。
テレビ版から成長して14歳になっています。
かわいいです。
最後のラスボスは、「14」という名の巨大なモンスターでして、これの復活には彼女が必要なのです(天音の14歳という数字と、何か意味があるのかな?)
だから、アンデッド達が次から次へと、彼女に襲い掛かってきます。
彼女は、始が姿を消してから、性格がゆがんだようです。
大好きだった人が突然、姿を消してまったのですからね。
デパートで万引きするし、周りの人達にキツク当たったりしています。
始を封印した張本人である剣崎は、責任を感じている模様。
天音が取れなかったUFOキャッチャーの人形をあげたりしています(拒絶されるのですが)。
そんな場面や、変身できない剣崎が天音を連れてアンデッドから逃げるシーンとか、テレビ版だったら始がやるであろう役割りを代役していましたね。
栗原天音の役を演じている石田未来さん(1988年6月15日生・A型・愛知県)は、演技が上手かったですよ。
彼女は、10月からはじまる「3年B組金八先生」にて生徒役で出演しますので、要チェックです!!

そして、我らが橘さん!!
テレビでは、いつも他人に騙されて洗脳されちゃっている彼ですが、映画では、死んでしまった烏丸所長に代わって、新世代ライダー達のボスになってました。
クールな感じでキメているのですが、そこは橘さん。
結局、志村=アルビノジョーカーに騙されていましたね。
この4年間、橘さんは、一緒に研究開発をしていた志村を怪しいと思わなかったのかな??
暗いトンネルみたいなところで、天音に対し、天音のお父さんがレリーフ(古代の巨大な石版)の封印を解いたので、ラスボス「14」の復活には本人ないしはその血縁者が必要だなんだと説明していた時、非常に悪人ぽかったです。
怖い印象でした。
あれって今思い返しても謎です。
あの時てっきり、今回の黒幕は橘さんだと思いましたから。
けれどそのすぐ後、志村がジョーカーであり、全ての陰謀の黒幕だと分かってしまったので、あの時の怖さが更に謎を深めています。
・・・・・・でもまあ、橘さんだからO.K!!
けれどラストの誕生日パーティーでは、今までのクールさがぶっ飛ぶほどのハジケッぷりでしたよ。
お酒をラッパ飲みしているし。
4年経過しても、本質は変わっていないようなのでホッとしましたよ。

今回は、テレビ版の主要人物達について書きました。
次回へ続きます。

次回の記事:
劇場版「仮面ライダー剣(ブレイド) - Missing Ace -」の感想【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000395.html

Posted by kanzaki at 2004年09月21日 17:37 | トラックバック (0)
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