2004年10月23日

安倍なつみさんのコンサート【5】

前回の続きです。

前回の記事:安倍なつみさんのコンサート【4】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000422.html


3人によるMCが終わり、中盤戦。

最初は、6曲目「恋する女の子どすえ」。
ロック・・・否、ロカビリーみたいな速いテンポの曲です。
後ろの画面にはオレンジや緑の丸い線が幾つも描かれて動いています。
間奏で「もっと盛り上がろうぜ!」と安部さんがはやし立てます(十分、観客は盛り上がっております)。
「ヒュー!」とか「ポー!」みたいな、マイケル顔負けの奇声を上げる安部さん。
最後はかっこ良く「センキュー!」でしめます。

続けて7曲目「せんこう花火」。
素早く衣装チェンジ。
上がギラギラ輝く銀色の肩無し衣装、下が紫色のスカート。
衣装替えの際は、今まで着ていた衣装をステージ中央奥へ投げます。
奥は底が深いのか、投げ捨てたものが見えません。
先ほどのロカビリー調から一転、トーンを落としてシリアスに歌いあげます。
後ろの画面はオレンジ色で表示しています。

更に続けて8曲目「ひとりぼっち」。
バラード調の静かな曲です。
ギター中心の音楽。
夜、寝る前に耳元でささやかれているような感じです。
サビの部分は、明かりの届かない深海に響き渡るような雰囲気。
後ろの画面はブルー。
ステージは全体に暗め。
上から安部さんをグリーンの光が照らします。
そんな中、観客は静かに聞き入ります。
途中の間奏で、観客らによる歓声と拍手が巻き起こります(クラシックコンサートでの拍手喝さいみたいな感じ)。
間奏明け、安部さんが歌い始めると、すぐに観客は静かにします。
マナーがいいですね。
最後、大きな拍手と歓声に包まれ、歌いきった感のある安部さんは「どうもありがとうございました」と小さな声で云った後、深々とお辞儀をします。
その姿のままステージは真っ暗になり、そそくさと安部さんはステージを去ります。

その後、照明が明るくなると、ステージ上段左より中澤裕子さんが登場。
ここでは、中澤さんのソロステージとなります。
9曲目「DO MY BEST」。
彼女が主演したTBS系ドラマ・愛の劇場「ほーむめーかー」主題歌です。
衣装は上が青色で肩無し(表面が、ミラーボールのようにキラキラと輝く)。
同じ素材のネクタイ状のものが付いていますね。
下はブラックパンツ。
「中澤裕子、行きまーす!」と大声を出してから歌い始めます。
優しい曲調ですね。
映像で表すと、みんなが動き出す前の都会の朝みたいな感じ。
観客が盛り上げます。
一瞬、「中澤裕子コンサートツアー」に来てしまったかのよう。
中澤さんに向かって「裕子!」って、まるで10代のアイドル相手のように応援します。
実際、見た目が若いですからね。
そんなに違和感がありません。
間奏で観客に向かって「ハイッ!  もっと、もっと!」と観客のボルテージを更にあげます。
歌い終わり、後ろで曲がかかっている中、「ありがとー!!」と皆に伝えます。
曲が終わって歓声の中、「またねー! また逢いましょう!」と手を振って去ります。

その歓声も冷めない中、ちよっとアダルトっぽい前奏が流れます。
今度は、ステージ上段左より保田圭さんが登場。
ここでは、保田圭さんのソロステージとなります。
10曲目「おもいで」。
モーニング娘。のアルバム「3rd-LOVEパラダイス」収録曲。
しっとりとしたミディアムバラード。
全身黒い衣装。
部分的に肌が露出していたり、シースルーになっていてセクシーです。
特に、お腹の部分のシースルーは、おへそが見えてちょっとH(両手を上にあげると、その部分も上にあがって、素肌が露出する)。
観客は静かに拍手程度で聞きいっています。
この曲、良いですね。
歌う人が年齢を重ねれば重ねるほど良い感じになってきます。
元々、アルバムに収録されていた時点では、各メンバーがパート割で歌っていたものなのですが、保田さんの部分が一番印象的でしたよ。
だから、ソロでフルコーラス歌っても、何ら違和感が無いというか、もう自分の曲として歌いこまれています。
大きな拍手と歓声の中、静かに「どうもありがとう」と伝えます。

その後、保田さんは、そのままステージにいます。
そこへ中澤さん登場。
歓声の中、二人のMCとなります。

中澤
「ツアーがはじまって随分、この曲(おもいで)を聞いてきましたけれど、何回聞いても懐かしいね(しみじみ)」

保田
「何回聞いても懐かしいね。歌ってんだ(私。けれど歌詞を)間違えた」(客席爆笑)

中澤
「(笑いをこらえながら)なにこの人! なんか凄いねって良い感じの事を(云おうと思ったけれど、話しを)やめます! (話しを切り替えようと早口で観客に)さっ、皆さん元気ですか!!」(会場笑いと歓声)

保田
「間違えちゃった」

中澤
「(保田を無視して)いいよ。みんな元気かなっ?」(歓声)

保田
「後ろのみんなも元気ですかー!」(歓声)

その後一言二言、何か話していたのですが、歓声でかき消されて良く聞こえませんでした。
なんとなく、みんなとの別れが惜しいみたいな事を云っていたような気がします。

中澤
「それでは行きますか?」

保田
「行きますか! じゃあ、ナッチ、よろしく!」


今回は、中澤さん、保田さんのソロステージの模様を書きました。
二人とも実力があるし、大人のファンも多いでしょうから、ディナーショーみたいな感じの事をやってもらえると嬉しいなあ。

この続きは、また次回へ(今日中に、また原稿をアップします)。

次回の記事:安倍なつみさんのコンサート【6】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000424.html

Posted by kanzaki at 2004年10月23日 13:42 | トラックバック (0)
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