2004年11月01日
再び、長岡市へ行ってきました
先週に引き続き、長岡市へ応援に行ってきました。
下記が先週の記事です。
新潟県中越地震の惨状
http://kanzaki.sub.jp/archives/000427.html
震災から1週間以上が経過した訳ですが、まだ余震が続いていますね。
本日、朝7時に新潟市を出発する為、朝5時に起床するつもりでした。
しかし、朝4時30分頃でしょうか、新潟市にも大きな地震があり、その揺れの大きさに驚いて起きてしまいました。
地球という巨大な目覚まし時計にて叩き起こされた私は、すっかり目が冴えてしまい、シャワーを浴びたり等してから出かける事にしました。
先週は長岡市へ行くのにも、3・4時間かかるのがザラだったのですが、本日はスムーズに行くことが出来ました。
高速道路が使えたからです。
料金精算をETCを使って行うのが初めての私は、ゲートをくぐる際、「本当に目の前にある柵が開くのかな？」等と不安いっぱいで通過。
通過できた時は、何だか「やったー！」とホッとしました（まあ、当たり前なんですけれどね）。
高速道路は、やはり復興支援関係の車両が多かったですね。
中には、自衛隊の車両もありました。
その後、高速を降りると、通勤時間にぶつかったせいか、渋滞にちょっと巻き込まれたものの、すぐに長岡の支店へ到着できました。
前回は道路が裂けていて、とても満足なスピードの出せない状況だったのですが、殆どの道路が修復されていました。
そのお陰もあって、早く支店へ着けたんです。
支店の中に入りますと、先週とは雰囲気が違っていました。
まず、電気が通じている。
そして何より、大勢の従業員が出勤して働いていた事です。
自宅の片付けがひと段落し、会社へ出られるようになった人達が大勢いたのです。
先週来た時と同じ事務所の広さなのに、何だかとても狭く感じます。
人が多いと活気に満ち溢れ、熱気が伝わってきます。
私達本社組は、幾つかの仕事を引き受け、長岡市内へ車を走らせました。
長岡駅周辺は、普通の生活の空気を感じ取られます。
建物の中とかは混乱しているのかもしれませんが、外から見る限りは、いつもの長岡市に見受けられます。
日中は、とても暑かったです。
夏に戻ったかのような空模様でした。
天気予報では雨と聞いていたので、寒さにも用心して着込んで入ったのが無駄になるぐらいでした。
午前で仕事は終わってしまいました。
昼食を食べると、私達は新潟市へ戻る事になりました。
多くの従業員が復帰し、私達の出番を必要としなくなってきたからです。
まだまだ震災の影響はあるものの、支店の従業員のみで業務がこなせるぐらいにまで回復していました。
そんな訳で、半日程度しか長岡市にいなかったのですが、復興に向けたパワーというものを体感することが出来て良かったです。
人間って強い生き物だよなあと、ひしひしと感じました。
だって、たった一週間足らずで、こんなにも活気に満ち溢れているんですもの。
上記は、支店の従業員であるお母さんにオンブされた赤ちゃんです。
この子の見つめる先に、平和で素敵な未来があることを祈っています。