前回の続きです。
前回の記事:半田健人さん in ごきげんよう【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/000436.html
CM明け、半田さんが大きなサイコロを振ります。
小堺
「♪何が出るかな、何が出るかな・・・さあ、来い!」
出た目は、『今だからゴメンナサイ話』。
半田
「今だからという事でもないんですけど、僕、去年、仮面ライダーやってまして。映画を撮ったんですね、仮面ライダーの映画。その映画の初日なんですけれど・・・初日ですよ・・・いわゆる」
小堺
「撮影の初日」
半田
「撮影。プロデューサー達も来ているんです。んで、僕はライダーをやって既に半年経っていたんですけれど、まあ順調に・・・そんなに、どやされる事も無くやってきたんですけれどね・・・」
小堺
「うん」
半田
「その日、初日にはじめて『大遅刻』しました」
小堺
「遅刻しちゃった・・・」
半田
「はい。時間にして2時間半ぐらいです」
客席から「え〜」という驚きの声。
小堺
「ね、寝過ごした?」
半田
「あんねえ・・・」
小堺
「(笑)あんねえ」
半田
「何で遅れたかというのは、まあ・・・伏せさせてください」
小堺
「分かりました」
半田
「(神妙な感じで話していたのが一転。何事も無かったように)で、ですね・・・」
あまりの口調の移り変わりの早さに観客の笑い。
小堺
「そこが一番聞きたいけれどね(笑)」
半田
「・・・で、遅刻しちゃったんですけれど」
小堺
「2時間半!」
半田
「はい。こりゃ大変だと」
小堺
「みんな待っているよね」
半田
「結構、ロケ地が遠くて、撮影所から1時間半、2時間ぐらいかかる所なんですよ。そこまで本当に、『すいませんっ!』みたいに、バーッと行って、もう、ヤベッと思って、どうしようと。みんな、どんな顔してんだろうなあって」
小堺
「初日だもんなあ・・・」
半田
「で、『すいませーんっ!』って遅れて行ったらですね、助監督の方が『あっ、ゆっくりしてもらっていいですよ』って・・・」
小堺
「ほう・・・」
半田
「何でだろうと思って。で、まあ、こそこそって話し聞いたら、実は、あるスタッフさんも、僕と同じぐらい遅刻されていて、そのスタッフさんがいないと撮影が出来ない・・・」
小堺
「ほう、ほう!」
半田
「という事で・・・」
小堺
「それはある種、ラッキー・・・」
半田
「結局、罪を二分割できたんですよ」
小堺、大笑い。
小堺
「一人で背負い込まなくていいと」
半田
「はい。もちろん、その、僕が遅刻した事実はありましたんで、撮影所へ行って『すいませんでしたっ!』って頭を下げましたけれど、あのう・・・撮影が出来ないという事もあったので、あのう・・・その分、助かりました」
小堺
「悪いけれど、気楽になったでしょ?」
半田
「そうですね。本当に、こんな事があるんだなあって・・・」
小堺
「でも、本当に不思議だけれど、遅刻とかって、やっぱり初日とかだよね」
半田
「そうなんですよ」
小堺
「なぜか・・・」
半田
「あのう・・・起きないといけないと思っていると・・・」
小堺
「そうそう。明日からだあと思っていると、絶対に遅れないぞ・・・(眠気眼な芝居)明日からだ。あっ、もう5時。起きてた方がいいぞ・・・(眠る仕草)。やっちゃうんだよねえ。だから余計に落ち込んじゃうんだよ」
そしてCMに入る前に小堺さんは、テレビの向こう側に向かって、
小堺
「スタッフさん。ある種の人助けでした!」
半田さんは、「愛のソレア」の宣伝をして終了。
・・・と、こんな感じでした。
喋る際、身振り手振りを使って話しているのが印象的でした。
「うん」とか「あんねえ」とか、小堺さんのような目上の人に、タメ口じゃないけれど、ちょっとラフな言葉遣いをしているのが気にはなったけれど、「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と云う時の姿勢は、なかなかの好青年でした。
なんだか、仮面ライダー555の主人公「乾 巧(通称、たっくん)」そのまんまな感じでしたね。
なかなか良いじゃないですか。
木村拓哉さん、保坂尚輝さん系統の新人俳優。
来年最初の仕事は、映画「東京タワー」。
主役じゃないけれど、その勇姿をスクリーンで拝見してみたいものです・・・・・本当は、仮面ライダー555の続編が見たいのですかけれどね。
あれって、未完で終わっているし。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |