2004年12月27日

FMラジオペンを買いました

たまたま、ドスパラへ行ったところ、面白いグッズがあったので衝動買いをしてしまいました。
価格は、たったの680円。
「1/144 プロヴィデンスガンダム(630円)」を1個買ったと思えば何てことはありません。

名前は、「FMラジオペン」
メーカー名は書いてないけれど、「nbj」と云うロゴが箱に書いてあります。
けれど、説明書のどこにも会社名や問合せ先は無し。

この商品は、ボールペンにラジオをくっつけたものです。
一言で片付けるのも何なんで、ちょっとレビューしてみましょう。

radiopen01.jpg

青い紙の包装。
窓から、FMラジオペンが見えます。

radiopen02.jpg

中には、随分と立派な開閉式のプラスチックケースが入っています。
そして、ラジオペン等が収められています。
ケースの中には、ボタン電池2個も入っているのですが、この写真を撮影した時には既にペンの中に入れてあります。
ラジオペン本体以外に、ボールペンの替え芯、ヘッドフォン、携帯用キャップがあります。

radiopen03.jpg

ラジオを聴く際は、FMラジオペンのお尻部分にジャック穴があるので、そこにヘッドフォン端子を刺すだけです。
それで、電源ONとなります。
本体に、「SCAN」と云うボタンがあるので、それを押すと自動的にチューニング開始。
電波をキャッチすると、そこのラジオ局の音が聴こえてきます。
違う局が聴きたければ、もう一度押せばいい。
「RESET」ボタンを押すと、76Mhzから再度チューニング開始。
ヘッドフォンにはボリューム調整のダイアルがあるので、それで調整。
音質は、ヘッドフォンがいかにもプラスチックの安物なので、期待してはいけません。
けれど、十分に聴く事が出来ます。
FMラジオですから、当然、ステレオです。
ボールペン自体は、太目のスタイルで、ちょっと重量感があります。
艶消しシルバーの本体に、部分的に鏡面パーツを使っており、なかなかの質感です。

radiopen04.jpg

このボールペンラジオですが、ボールペンの部分を取り外して「携帯用キャップ」をはめますと、ご覧のように、更に小型のラジオとして使えます。
また、服のポケット等に引っ掛けられる構造となっているので、ジョギングや散歩の際には便利かも。

このラジオには特に欠点は無いです。
意外にも。
しいて云えば、ヘッドフォン端子の差し込み方によっては、接触不良なのか、ラジオが聞こえない時がありますが、何度もジャックを抜き差ししていれば聴こえます。
値段も安いので気を使わず、気軽に扱えるのは良いことです。

私は最近、あまりテレビを見ません。
「水曜どうでしょう」「スーパーヒーロータイム」「ガンダム」だけです。
まあ、これだけ見ていれば十分とも云えますが・・・。
自宅では主に、FMラジオを聴いています。
パソコンでの作業の時は勿論、お風呂でも防水ラジオで聴いています。
私にとってラジオは、テレビよりもネタの宝庫なんですよね。

作詞家の秋元康さんは、ラジオに投稿したシナリオがきっかけで、あの業界に入ったそうですが、彼曰く、

「テレビは最小公倍数。みんなの欲しいものを平均して作品を生み出す。だから、どの番組も似たようなものばかり。一方、ラジオは最大公約数。たった一人の天才が生み出したものが、社会現象を巻き起こす力がある。だからラジオが好き」

ラジオの方が「個」が出やすい体質ですからね。
何となく分かる気がします。

ラジオって、何だかんだで消えないメディア。
それはやはり、何かしらの魅力・魔力が潜んでいるからではないでしょうか。

ps.
そうそう。ドスパラにはFMラジオペンの他に、20秒の録音が可能な「レコペン」なんてものも売ってましたよ。
10分ぐらい録音できれば、かなり重宝するのになあ。

Posted by kanzaki at 2004年12月27日 23:10 | トラックバック (0)