2005年01月20日

役員を送迎

私は秘書ではないのですが、仕事柄、会社の役員の皆さんを社用車で送迎する事が多いです。
例えば、ホテルで行われる会合、パーティー会場などへ。
実は私、車の運転が超ド下手です。
そして、地元の人間なのに、道や建物の場所をあまり知りません。
原因は、自転車での移動が多く、普段から自動車に乗ることが少ないからです。
その自動車だって、軽自動車ですからね。

道を知らないので、後ろの席に座った役員の皆さんも、のんびりとは出来ません(お
役員の方達の方が道を知っているので、「そこで右に曲がって」とか、いろいろと道案内をしてもらっています。本当、いつもすみません。

運転が下手なくせに送迎の際、車内で役員と二人、沈黙が続くのも悪いと思い、あれこれとお話するのですが、ついつい話しが盛り上がってしまい、「×××君(本名)、ホテル過ぎちゃったんじゃない?」と云われる事もしばしば。本当、いつもすみません。

それでも他の人ではなく、私をご指名してくださるのですから、ありがたいことです。
運転する車は、トヨタのセルシオ(現行型)など。
セルシオは大きな車ですが、四角いボディで車両感覚が掴みやすいし、意外と小回りが効くので、何とか私でも運転できます。
セルシオに乗っていると、周りの車が道を譲ってくれると云うのもありますね。

最近は送迎する際に失敗しないようにと、あれこれ考えるようになりました。
例えば、ご本人から、行き先と時間をちゃんと聞き、パソコンに入っている地図ソフトでルート確認、周りの人達から裏道や近道などを聞く、そして話しに夢中になって目的地を通り越すなんて事が無いようにカーナビも使用したりしています。

軽自動車と違い値段の高い車って、ある程度のスピードが出ると、自動的にドアロックが作動するじゃないですか。
だから、目的地に到着して役員が降りようとした時、ドアのロックを外さないといけません。
運転席の所にあるボタンで後部座席のドアロックを解除できますが、到着してすぐ、私がドアロックを解除する前にドアを開けようとする人もいます。
けれどドアはロックされているので開きません。
慌てて私がドアロックを解除するのと、ご本人が手動でドアロックを解除するタイミングが重なると、解除されたドアが再度ロックしてしまうなんて事も。
そこで私は最近、到着する直前、既にドアロックを解除しています。
低スピードなので、再度ロックがかかる事もありません。
ホテルによっては、従業員さんが表からドアを開けてくれる時もありますが、その際もドアが開かないなんて事もなく、スムーズに事が運びます。

役員の人達と仕事以外の事でお話しする機会って少ないですよね。
けれど、こういう事があるおかげで、お話しが出来て嬉しいです。
意外な素顔や趣味、面白いお話しなどを聞かせていただけます。
そうやって思う事は、うちの会社の役員の皆さんは、非常に優しくて懐の広い方達だなあと云う事です。
この会社に入って良かったと思ったりしながら、日々送迎をしています。

Posted by kanzaki at 2005年01月20日 20:10 | トラックバック (0)