神崎のナナメ読み

ホーロー製の食器が人気復活

NIKKEIプラスワンという生活情報週間紙を読んでいて知ったのですが、最近、ホーロー製の食器が見直され、人気が復活しているそうです。
ホーローと云いますと、ちょっと古臭いイメージがありますよね?
けれど逆に、それがインテリア的要素を含んでお洒落なのだと。
そして後述するように、その素材そのものに機能的なメリットがあるそうです。

そもそも、ホーローとはなんぞや?
ホーローとは、鉄で道具の形を作り、その上からガラス質のうわぐすりをかけて焼き上げたもの。
古代エジプトでも使われるぐらい歴史のあるものだそうです。

その素材故に重量がステンレスに比べると重くなってしまうことから、日本では敬遠されてきました。
しかし最近では、「月兎印」のホーロー製コーヒーポットが通販市場で人気を集め、食品収納容器もホーロー製の売れ行きが良いそうです。

ホーローが見直されてきているのは、見た目だけではありません。

1.長い歴史があって素材としての安心感。(スローライフブームにより、古きよき時代に注目が集まった)

2.安全性・・・表面がガラス質でコーティングされているので、中の物が化学的に変質をしない(酸の強いトマトでも化学反応を起こさない。梅干などの発酵食品を作るのにも適している)。

3.低温にも高温にも強い。じか火にも平気、冷凍庫に入れてもこれまた平気。
・・・ただし、空焚きをしてはいけないし、してしまったら水をかけずに自然に冷めるのを待ちましょう。

欠点は、高いところから落とすと部分的に欠ける可能性がある事ですが、云うほど壊れるもんでもないそうです。

洗う際は普通にスポンジに台所用洗剤を付けて洗い、しまう際は湿気を嫌うので十分に乾燥させてから。
サビの効果的な予防は、「毎日使い続けること」。

当サイトを見てくださっている方達は、モノへのこだわり・関心が高い方だと思います。
決して性能一辺倒ではなく、生活に溶け込むもの、調和も考えているはず。
週末、ホーロー製品を奥様と探しに出かけてみてはいかがでしょうか?