神崎のナナメ読み

美味しさと暗さ

11/17はボジョレー・ヌーヴォー解禁日。
と云う訳で早速、購入。
私は何故か、盆や正月、クリスマスよりも、この日が楽しみだったりします。
何でかと云うと、大抵、この日を境に仕事がひと段落するからです。
半年ほど突っ走ってきた自分へ、お疲れ様と云いたいそんな日。
ボジョレー　ヴィラージュ　ヌーボーを買ってきました。

表面のイラストは、ジミー大西氏によるものだとか。
白ワインの方が基本的に好きなのですが、品切れのために赤を調達。
買ってきたものは、渋みや酸っぱさが無く、スルッと身体を通っていく感じで私好みでした。

色々なものを摘んで飲んでいたのですが、どうも何かが足りない。
別に食材やお酒が足りない訳じゃない。

なんだろうと、しばし考えていたら、その答えは「暗さ」でした。
「暗さ」とは照明の明るさのこと。
外で飲む際、私はあまり解放的なところは好きじゃなく、どっちかというと隠れ家的な場所が好きです。
別に小洒落た事を考えているのではなく、むしろ何も考えたくないから、閉鎖的で照明も暗く、時間の流れが分かりにくいところが好きなのです。
そういうところならば、別段、お酒じゃなくてもいいんです。
一杯のコーヒーでかまわない。

本当は、自分の部屋をそうすればいいのでしょうが、今はくつろぐ場所と云うよりも、作業場みたいな感じになっていまして、精神的にリラックスはなかなか難しいです。

そんな訳で今日は、ほろ酔い加減でおやすみなさい。