2005年12月16日

加湿器が欲しい

まあ、私が物欲が高まって買うものと云えば、パソコン及び周辺機器、DVDやCD、服にその他趣味に関する諸々です。
けれどですね、今、私が一番欲しいのは「加湿器」だったりします。

ここ数年、乾燥肌になったようで、冬は特に辛いです。
痒くなって眠れないこともしばしば。
あと、湿疹ができるようになったのも関係があるのかも。

今まで、薬にばかり頼っていたのですが、やはりそれでは駄目だと思うわけですよ。
そこで加湿器を使い、乾燥する環境を改善しようかと思った次第です。
どんなのを買おうかと考えていた矢先、日経に特集されていたので、それをご紹介しようかと思います。

加湿器には三種類あるそうです。

1.スチーム型:
・本体でお湯を沸かして蒸気を出すタイプ。
・長所:素早く加湿できる。水が沸騰殺菌される。
・短所:噴出し口の温度が約60度と高い(40度の低いのもある)。窓や壁の近くでは結露の心配。
・コスト:電気代は高い。交換フィルターは250円〜500円。
・向いている人:乾燥を特に気にする人。暖房の補足にする人。


2.ヒートファンレス型(気化型)
・中のフィルターに水を含ませ、風を送って蒸発させるタイプ。
・長所:熱源が無く熱くならない。電気代が割安。
・短所:加湿スピードがややゆっくり。室温より冷たい風が出る。やや大きめのサイズ。
・コスト:電気代は安い。交換フィルターは約1,500円。
・向いている人:幼児やペットがいる人。節約したい人。


3.ハイブリッド型
・水を含ませたフィルターにヒーターで暖めた空気を送り、湿度が最適になると自動でヒーターを切る。
・長所:熱を持たない。一定の加湿量で送風に切り替え、省エネに。
・短所:加湿スピードはゆっくり。吹き出し口から冷風が出る。本体はやや大きめサイズ。
・コスト:電気代は比較的高め。交換フィルターは約1,500円。
・向いている人:小さな子供やペットのいる人。


子供やペットがいなくて、積極的に加湿したい人はスチーム型と云う訳ですね。
電気屋では、このタイプを狙ってみようかと思います。

さて次に買った後、加湿器を効果的に使う方法。

1.室温が高い場所の方が、加湿効果が高い。湿度が高いほど含有できる水蒸気の量が多くなるため。

2.外気を取り入れる場所のすぐそばでは温度が低いので、加湿器の効果が低い。それよりも、エアコンからの暖気がぶつかる壁の近くに置き、その気流に乗せて部屋に拡散にさせるとよい。

3.過度な加湿は、結露の原因となる。室温24度、湿度40%の空気が結露するのは、温度が約10度以下になった時。
室温24度、湿度40%とか書くと、なんとなく魔化魍の発生条件みたいな表現だなあと思いつつも、そういや最近は、劇中ではあんまりこの設定が関係なくなっているなあと、しょうもない事を思ってみたり。
結露を防ぐには、湿度計でチェックしながら、必要以上の加湿をしないこと。
そういう意味では、センサーで設定湿度の保てるタイプの加湿器が良い。
窓や壁の湿度を下げないように、カーテンと窓の間を多少循環できるようにすると良い。

メンテナンスにも注意。
どの方式でも、フィルターや水受け皿に水垢やカルシウムが付着します。
掃除をしないと性能の低下、はたまた、発生したカビを空中にまいてしまう事になります。
フィルター等は1、2週間ごとに掃除。
タンクの水は残り水を完全に捨て、毎日新しい水にしてください。

いろいろ考えてみると、石油ストーブの上に、お湯を入れたヤカンを乗せて沸騰させるのが最強なのではないかと思ったりして。
まあ、過剰な加湿の危険もありますけれどね。
加湿器を買うまでの間、これでなんとか乗り越えようと思います。

最近、風邪が流行っていますよね。
皆さんは大丈夫ですか?
風邪の原因となるウイルスは、湿度の高い状況では、すぐに地面に落下してしまうそうです。
ところが、湿度が40パーセント以下になるとウイルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり、約30分間、空気中を漂うことになるそうです。
インフルエンザウイルスは、湿度が高くなるほど生残するウイルス量は減少します。
やはり、加湿器は効果的ですね。
しかし、湿度をあまり高く長時間保持すると、カビが生え易くなります。20度程度に室温を維持するのが良いそうです。

ちょっと欲しくなった人もいるのでは?
電気屋のポイントがたまっていて、パソコンの周辺機器購入に使おうとしていたそのポイントを加湿器に利用してみてはいかがですか?

Posted by kanzaki at 2005年12月16日 22:05 | トラックバック (0)