2006年08月18日

もらってうれしい菓子のみやげ

NIKKEI プラス1が、多くの人がもらってうれしいと思う商品は何かを調査しました。


1 白い恋人(石屋製菓、札幌市)  1015
1976年発売。グルノーブル冬季五輪の記録映画「白い恋人たち」が商品名のヒントに。12枚入り630円

2 マルセイバターサンド(六花亭製菓、北海道帯広市)  955
1977年発売。マルセイは北海道で初めて商品化されたバターの名前から。10個入り1100円

3 赤福餅(赤福、三重県伊勢市)  586
あんに刻む波模様は五十鈴川の流れ、もちは川に沈む小石の形を示す。8個入り700円

4 萩の月(菓匠三全、宮城県大河原町)  543
1979年発売。スポンジ生地でカスタードクリームを包む。7個入り1050円

5 神戸クリームチーズケーキ(寿香寿庵・ことぶきこうじゅあん・兵庫県西宮市)  523
2005年5月発売。オーストラリア産クリームチーズなどを使用したホール型のチーズケーキ。1個1200円

6 うなぎパイ(春華堂、静岡県浜松市)  298
1961年発売。フランス菓子をヒントに開発したパイ。「夜のお菓子」のコピーも話題に。12枚入り787円

7 もみじ饅頭(にしき堂本店、広島市)  261
1953年発売。広島県の県木もみじの葉をあしらったこしあん入りまんじゅう。8個入り530円

8 東京ばな奈「見ぃつけたっ」(グレープストーン、東京・杉並)  254
1991年発売。バナナ形のクリーム入りスポンジ菓子。パイなどのシリーズ商品を展開。8個入り1000円

9 黒のおたべ(おたべ、京都市)  195
2005年4月発売。食用竹炭の粉末入り生地で黒ゴマ入りあんを包んだ生八ツ橋。10個入り630円

10 笹だんご(さかたや、新潟市)  180
クマザサの葉3枚でだんごをくるみ、両端をスゲで結わえる。10個入り1370円


以上がベスト10です。
お馴染みの顔がずらりと並びましたね。
10位に、我が新潟の笹団子がランクインしていたのが嬉しいです。
そういや以前、「とんねるずのみなさんのおかげでした」で、元モーニング娘。の小川さん(新潟出身)が「食わず嫌い」のコーナーで笹団子を持参した際、石橋さんが喜んでいましたね。

・笹団子 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%B9%E5%9B%A3%E5%AD%90

笹団子(ささだんご)は新潟県特産の餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、スゲまたはイグサの紐で両端を搾り中央で結んで蒸した和菓子である。紐を解き、バナナのように上半分だけを剥いた状態で下部を持ちながらかぶりつくように食べるのが一般的。

・【楽天市場】笹だんご の検索結果:通販・インターネットショッピング
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=2&f=A&g=100283&v=3&p=1&e=0&s=0&c=355&oid=000&k=0&sitem=%BA%FB%A4%C0%A4%F3%A4%B4&x=0


1位の白い恋人は、父が生前、遠洋漁業で北海道から新潟へ戻ってくる際、必ず買ってきてくれたので、とても思い出深いです。
これと、白いミルクバターのキャンディーの味は、今でも忘れられません。
石屋製菓「白い恋人」は1976年発売で今年30周年だそうです。
手をべとつかせずにチョコレートを食べられるよう、クッキーではさむ形を考案したもの。
小麦粉やバター、卵など使用する素材にこだわり、さっぱりとした甘さに仕上げています。
発売翌年に航空機の機内食に採用されたのがきっかけで、評判が広まりました。

4位の萩の月は、学生時代に宮城県に住んでいたので、帰省の際はこれと笹かまぼこを買って帰りました。
1980年代末にテレビの音楽番組で紹介され、全国で知られるようになったそうです。
保存料を使わなくても日持ちさせるため、袋に封入する脱酸素剤「エージレス」をいち早く使い始めたことでも有名。
萩の月に似たものって、どこでも売っていますよね(それだけ、萩の月が有名だと云うことの裏返しでしょうか)。
そのおかげかカスタードクリームをカステラ生地で包んだお饅頭型のお菓子は、とてもスタンダードなものとなりました。
私は萩の月のチョコレート味「萩の調(はぎのしらべ)」が特に好きです。
萩の調は「第34回モンドセレクション特別金賞受賞」を受賞したそうですよ。
萩の月をそのまま食べるのもいいのですが、この時期、冷凍庫に入れて冷たく固くしたところをいただくのも、また美味です。

会社の役員宛てにお客様が来られる際、県外からですとやはり、何かしらお土産を持参されていますね。
私は秘書的な仕事もするせいでしょうか、役員からそのお土産をいただき、皆で食べる機会が多いです。
4位の萩の月と、6位のうなぎパイ、7位のもみじ饅頭、更に9位のような八ツ橋系はお馴染みとなっています。

調査によりますと、贈る側は珍しさを優先に商品選定をするのですが、もらう側は定番でその土地と馴染みの深いものを期待するそうです。
珍しいものは、味や口ざわりがどうも食べにくいものが多いらしい。
そうすると新潟の場合、やはり笹だんごが無難なのかな?
けれど郵送の場合、クール便で贈らないといけないのが難です(日持ちしないし)。

新潟に仕事か何かで寄った際、気軽に買って行くお土産としてお勧めしたいのが、亀田製菓の「サラダホープ」です。

●亀田製菓株式会社
http://www.kamedaseika.co.jp/

●おいしいのに、どうして新潟県内でしか売れないの? 亀田製菓『サラダホープ』の謎
http://allabout.co.jp/gourmet/junkfood/closeup/CU20050618A/

そこで、サラダホープが新潟以外で売れない理由を考えてみました。あられやせんべいというと、しっかり揚げてあったり焼いてあったりして醤油味というのが一般的だと思います(おまけに海苔が巻いてあるとより高級感が増します)。ところが、サラダホープは揚げも軽く、おまけに味付けもサラダ味ということで、県外の人からは「中途半端」に思えるのでしょう。

●【楽天市場】【亀田のあられ・おせんべい】こんがりサクサクの新潟あられ。 サラダホープ:亀田製菓
http://www.rakuten.co.jp/kamedaseika/851591/822370/

亀田製菓のお菓子と云いますと、柿の種、ハッピーターン(あのお菓子の粉がまたウマいんだ)などが有名かと。
毎年、亀田製菓の株主総会へ行くのですが、新潟の企業として上位に位置する企業なので、工場も社屋も大きくて驚きます。
(総会が終わって変える際の手土産、後日、箱で送ってくる亀田製菓の商品詰め合わせが嬉しい)

その亀田製菓が1961年から販売しているサラダホープですが、何故か新潟県内でしか売っていないのです。
理由は、上記のリンク先をご参照ください。
記事の中にある県民性の部分は、それは違うだろうと思うのですが・・・。

一袋200円程度で安いです(コンビニやドラッグストアでも売っています)。
最近では地域限定で好評を博してか、6袋が箱に入ったものも販売されています(新潟駅の土産屋に限定で販売していましたよ)。
試しにお買いいただければと思います。

Posted by kanzaki at 2006年08月18日 06:33