最近、甘いものと云いますと、団子や葛餅なんかを好んで食べています。
たまたま買い物に行くところに、和菓子屋が並んでいるからなのですが。
そうは云いましても、ここは飽食の国・日本。
和洋中、どんなお菓子も美味しくいただける素晴らしい国。
テレビを見ていましたらミスタードーナツにて、「ポ・デ・抹茶」「ポン・デ・抹茶あずき」が、期間限定発売されたことを知りました。
6月6日から発売されていたんですね。
けれど、食べる機会がありませんでした。
それもそのはず。
近所にあるミスドがしばらく改装工事をやっていまして、つい最近になってリニューアルオープンしたからです。
20日から数日間、特定の商品を除き全品100円と云うこともありまして、足を運んでみました。
随分とイメージが変わりました。
以前は、ガラスケースに入っている商品を店員に云って注文するスタイルでした。
それが、カフェテリア形式に変わっていました。
トレーに自分の食べたいドーナツを乗せていき、最後にお会計をすると云うもの。
便利なのかと思えばそうでもありません。
パン屋ですと、店内をトレーを持ってウロウロしながら、割かしゆったりと選べます。
しかし、ここのミスドは、お客が一列に並び、進みながら商品をトレーへ乗せて行きます。
絶えず少しずつ進むので、ゆっくりと選んでいる暇がありません。
一度取り逃した商品は、戻って取り直すと云う事もできません。
ただし、「ポ・デ・抹茶」「ポン・デ・抹茶あずき」だけは、最初の方と最後の方の両方に置いてあるので、取り逃す心配はありませんでした。
「オールドファッション抹茶」が発売された当初は品薄で、いつ行っても買えませんでした。
入り口に、品薄のお詫びをするポスターが貼っていたほどです。
今回の抹茶シリーズは、そういう心配はないみたいです。
最初に「ポ・デ・抹茶(@115円)」「ポン・デ・抹茶あずき(@136円)」を選びました。
これは食べておかないといけないでしょう。
残念なことに、この二つは100円の安売りの対象外でしたorz
最初にポン・デ・リング系を選んだせいか、ポン・デ・リング関連の商品ばかりに目がいきます。
そこで、普通のポン・デ・リング以外の全てのポ・デ・リングシリーズを購入しました。
ポン・デ・黒糖
ポン・デ・ダブルショコラ
ポン・デ・抹茶
ポン・デ・抹茶あずき
残念ながら、買いにいったその時間は、ポン・デ・ショコラ、ポン・デ・アーモンドはありませんでした。
帰宅して、早速試食。
写真では一つずつですが、母親の分も買ってきたので、各二個ずつあります。
ポン・デ・抹茶を食べて見ますと、中はかなり濃い緑色です。
普通、抹茶味と云うのは、抹茶の味が強すぎて、他の素材を打ち消してしまう欠点があります。
トリコロールで彩った絵を黒一色で、上から塗りつぶしてしまうようなものです。
しかし、ドーナツは元々が濃厚な食べ物。
抹茶の濃厚さにドーナツが負けておらず、お互いが相撲のように取っ組み合って相乗効果を上げています。
公式サイトの解説を見ますと、もちもちとした食感の生地に、ほろ苦い抹茶を練り込んであるそうです。
また、ハチミツが香るグレーズが、抹茶の風味を引き立てています。
濃い食べ物は、がっつりと食べ続けると、当然のごとく辛くなってきます。
しかし、ポン・デ・リングは、小さなお団子を丸く数珠繋ぎにしたようなもの。
その一つ一つを簡単にちぎって口へ放り込めます。
一口あたりの分量が手ごろで、ポイポイと食べられるので飽きにくいです。
また、独特のもちもちとした弾力感もポイント。
日本には元々、団子や饅頭のような、弾力感のあるお菓子が豊富にあり、誰もが慣れ親しんでおります。
ドーナツと云う異国のお菓子ではあるものの、ポン・デ・リングの感触には抵抗感がありません。
更に、ここへ抹茶の味。
まさに日本人の好みに合わせて作られたドーナツと云っても過言ではないでしょう。
お次は、「ポン・デ・抹茶あずき」。
抹茶を練り込んだもちもちの生地に、北海道産あずきを使用した粒あんをサンドしたものです。
抹茶とあずきの組み合わせは、和菓子でも定番ですよね。
写真のとおり、この商品だけは、紙の包装が付いております。
横に割って、あずきをサンドしているのが分かりますよね。
こうして見ますと、それほどあずきが入っている訳ではありません。
けれど、バランス的にはちょうど良い仕上がりでした。
こうやって解体作業をして食べられるので、子供が喜びそうです。
ポン・デ・リング系は今後も色んなバリエーション展開をしてほしいです。
和風ならば、葛餅を再現してほしいなあ。
つまり、きなこ&黒蜜の味です。
できれば、黒蜜を練った葛餅(ゼリーでも可)を細かくしたものをサンドして、ドーナツそのものは"きなこ味"ならば最高。
そんな訳で、久しぶりに食べてみた訳ですが、やはり美味しかったです。
また週末にでも行ってみることにしましょう。
ただですね、店内は綺麗に改装されたのですが、お客の柄が悪かったです。
ギャル&ギャル男の集団、いかにも平日の昼間っからパチンコをしていそうな大人。
とても、店内で食べたいとは思いませんでした。
以前から、そういう客層が多かった店なのですが、更にその傾向が顕著になっていました。
ちょっと嫌だなあ。
もう新潟市内で、安心して落ち着けるファーストフードと云うと、フレッシュネスバーガーぐらいでしょうかねえ。
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