2007年06月21日

ポン・デ・リング祭り

最近、甘いものと云いますと、団子や葛餅なんかを好んで食べています。
たまたま買い物に行くところに、和菓子屋が並んでいるからなのですが。

そうは云いましても、ここは飽食の国・日本。
和洋中、どんなお菓子も美味しくいただける素晴らしい国。

テレビを見ていましたらミスタードーナツにて、「ポ・デ・抹茶」「ポン・デ・抹茶あずき」が、期間限定発売されたことを知りました。
6月6日から発売されていたんですね。
けれど、食べる機会がありませんでした。

それもそのはず。
近所にあるミスドがしばらく改装工事をやっていまして、つい最近になってリニューアルオープンしたからです。
20日から数日間、特定の商品を除き全品100円と云うこともありまして、足を運んでみました。

随分とイメージが変わりました。
以前は、ガラスケースに入っている商品を店員に云って注文するスタイルでした。
それが、カフェテリア形式に変わっていました。
トレーに自分の食べたいドーナツを乗せていき、最後にお会計をすると云うもの。

便利なのかと思えばそうでもありません。
パン屋ですと、店内をトレーを持ってウロウロしながら、割かしゆったりと選べます。
しかし、ここのミスドは、お客が一列に並び、進みながら商品をトレーへ乗せて行きます。
絶えず少しずつ進むので、ゆっくりと選んでいる暇がありません。
一度取り逃した商品は、戻って取り直すと云う事もできません。
ただし、「ポ・デ・抹茶」「ポン・デ・抹茶あずき」だけは、最初の方と最後の方の両方に置いてあるので、取り逃す心配はありませんでした。

「オールドファッション抹茶」が発売された当初は品薄で、いつ行っても買えませんでした。
入り口に、品薄のお詫びをするポスターが貼っていたほどです。
今回の抹茶シリーズは、そういう心配はないみたいです。

最初に「ポ・デ・抹茶(@115円)」「ポン・デ・抹茶あずき(@136円)」を選びました。
これは食べておかないといけないでしょう。
残念なことに、この二つは100円の安売りの対象外でしたorz

最初にポン・デ・リング系を選んだせいか、ポン・デ・リング関連の商品ばかりに目がいきます。
そこで、普通のポン・デ・リング以外の全てのポ・デ・リングシリーズを購入しました。

ポン・デ・黒糖
ポン・デ・ダブルショコラ
ポン・デ・抹茶
ポン・デ・抹茶あずき

残念ながら、買いにいったその時間は、ポン・デ・ショコラ、ポン・デ・アーモンドはありませんでした。

ponde01.jpg

帰宅して、早速試食。
写真では一つずつですが、母親の分も買ってきたので、各二個ずつあります。

ponde02.jpg

ポン・デ・抹茶を食べて見ますと、中はかなり濃い緑色です。
普通、抹茶味と云うのは、抹茶の味が強すぎて、他の素材を打ち消してしまう欠点があります。
トリコロールで彩った絵を黒一色で、上から塗りつぶしてしまうようなものです。
しかし、ドーナツは元々が濃厚な食べ物。
抹茶の濃厚さにドーナツが負けておらず、お互いが相撲のように取っ組み合って相乗効果を上げています。
公式サイトの解説を見ますと、もちもちとした食感の生地に、ほろ苦い抹茶を練り込んであるそうです。
また、ハチミツが香るグレーズが、抹茶の風味を引き立てています。
濃い食べ物は、がっつりと食べ続けると、当然のごとく辛くなってきます。
しかし、ポン・デ・リングは、小さなお団子を丸く数珠繋ぎにしたようなもの。
その一つ一つを簡単にちぎって口へ放り込めます。
一口あたりの分量が手ごろで、ポイポイと食べられるので飽きにくいです。
また、独特のもちもちとした弾力感もポイント。
日本には元々、団子や饅頭のような、弾力感のあるお菓子が豊富にあり、誰もが慣れ親しんでおります。
ドーナツと云う異国のお菓子ではあるものの、ポン・デ・リングの感触には抵抗感がありません。
更に、ここへ抹茶の味。
まさに日本人の好みに合わせて作られたドーナツと云っても過言ではないでしょう。

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お次は、「ポン・デ・抹茶あずき」。
抹茶を練り込んだもちもちの生地に、北海道産あずきを使用した粒あんをサンドしたものです。
抹茶とあずきの組み合わせは、和菓子でも定番ですよね。
写真のとおり、この商品だけは、紙の包装が付いております。
横に割って、あずきをサンドしているのが分かりますよね。

ponde05.jpg

こうして見ますと、それほどあずきが入っている訳ではありません。
けれど、バランス的にはちょうど良い仕上がりでした。
こうやって解体作業をして食べられるので、子供が喜びそうです。

ポン・デ・リング系は今後も色んなバリエーション展開をしてほしいです。
和風ならば、葛餅を再現してほしいなあ。
つまり、きなこ&黒蜜の味です。
できれば、黒蜜を練った葛餅(ゼリーでも可)を細かくしたものをサンドして、ドーナツそのものは"きなこ味"ならば最高。

そんな訳で、久しぶりに食べてみた訳ですが、やはり美味しかったです。
また週末にでも行ってみることにしましょう。

ただですね、店内は綺麗に改装されたのですが、お客の柄が悪かったです。
ギャル&ギャル男の集団、いかにも平日の昼間っからパチンコをしていそうな大人。
とても、店内で食べたいとは思いませんでした。
以前から、そういう客層が多かった店なのですが、更にその傾向が顕著になっていました。
ちょっと嫌だなあ。
もう新潟市内で、安心して落ち着けるファーストフードと云うと、フレッシュネスバーガーぐらいでしょうかねえ。

Posted by kanzaki at 2007年06月21日 20:50