2007年07月25日

役職が降格になった場合、気力を維持するにはどうしたらいいか

再起動。


今週は基本的に晴れか曇りなので、自転車通勤です。
つい最近まで、天気が悪くて自動車で会社へ行っていたのですが、天気と同様、気分もしっくりきませんでした。

どうも私は、自動車との相性は良くないようです。
アクセルを踏めば、機械が自動的に私を別の場所へ連れて行ってくれる。
機械任せだと精神もヘタれてしまい、なんだか適当に生きようとしてしまいがちになります。

その点、自転車は、自分の力を利用して前へ進んでくれる。
会社へ行くのも、家へ帰るのも、なんだか毎日が新鮮なんです。
これしきの事で達成感を得られる自分はアホだと思いますが、それが原動力になって仕事に気合が入るならばいいじゃないですかね。

皆さんは、気力・・・特に仕事のモチベーションを維持する為、どんな事をしていますか?

雑誌「PRESIDENT」の最新号は、いろんな場面でトラブルが生じた際、どう切り抜けるかが書かれていました。

様々なシチュエーション毎に解決方法が書かれているのですが、私が一番興味を持ったのは、「役職が降格になった場合、気力を維持するにはどうしたらいいか」でした。

仕事を長く続けていれば、少しずつ自分の役職があがるもの。
それが逆に降格になってしまうのは、ビジネスマンにとって大きなショックです。
全人格を否定されたようなもの。

雑誌に書かれていた対処方法は、要約すると以下のとおり。


・気力はすぐに回復しないものなので焦らない事。

・泣きたかったら声を出して、思いっきり泣くのが良い。大声で叫ぶのもいい。(感情は何かにぶつけた方が、尾を引きにくい)

・徹底的に自分を肯定する。過去を責めず、よく頑張ってきたと自分を認める。

・感情が沈静化したら、自分の現在の感情を理解する。自分が今なぜ動揺しているかが分かれば、今後なすべきことが見えてくる。→自分にとっての成功は何なのかを考えて、目標を設定する。


〆として、ネガティブな感情は自分の課題を知る最良のきっかけであると書かれています。

つらい思いをスキルアップに転換する。
転んでも、ただでは起き上がらない精神は、確かに必要だと思いました。

私の人生を振り返ってみますと、封印したくなるような黒歴史ばかりでした。
成功したことってあまり記憶になくて、失敗したり、恥ずかしい思いをした事ばかり記憶に蓄積されています。

そういうのは誰にも当てはまることかもしれませんが、それをきっかけにして、自分がどう進んでいくかで人生が大きく左右されるのかもしれません。
私のように封印することばかりに気をつかい、前進しようとしなければ、それはただの「逃げ」なのでしょうね。

せっかく自転車の良さを分かり始めてきたのですから、それを生き方にも転換してみたいと思います。

自転車は後ろに漕いでも何も反応しません。
前へ向かってペダルを漕いだ時にだけ反応してくれるのですから。

Posted by kanzaki at 2007年07月25日 21:22