神崎のナナメ読み

身辺整理

寒さを感じはじめた今日この頃。
昨晩、デパートの食品売り場にて、大判焼き(中身はクリーム)を買いました。
一口かじってみたところ、ぜんぜん熱くありませんでした。
閉店間際に買ったらかもしれませんが、今シーズンはじめて買ったのに、非常に残念でした。
ホカホカの大判焼きを食べたいです。

先月の中旬ぐらいからでしょうか、身辺整理を進めております。
新潟市はゴミの分別が非常に細かい為、ゴミを捨てたくても一度にまとめて出来ずに面倒です。
そのせいで随分と時間がかかっていますが、大分よいところまで来ました。
服や電化製品などを抜かせば、ちょっと大きめのトランクひとつで足りると思います。
これで何がいつこようと大丈夫。
でんと構えていられます。

ドラマ「風林火山」を観ていますと、劇中の武士たちの住む家がシンプルでいいなあと思いました。
家具や装飾でゴテゴテしておらず、風や空気が自然と吹き抜けていく空間です。
武士の魂は、そんな住居環境も影響しているのかなあと思いました。

そんなシンプルな生活空間に身を置いてから、生活習慣も変わり始めました。
一番大きいのは、テレビとの付き合い方です。
元々、テレビはDVDレコーダーに録画した番組しか見ていませんでした。
余計な番組をダラダラ見るのが好きじゃないからです。
だから、総視聴時間は少ない方だと思います。

今までと違うのは、視聴して気に入った作品をDVD-Rに焼いていたのが、今では焼かなくなったことです。
私は元々、同じ作品を二回観ることがないのに、つい習慣でDVD-Rに焼いていました。
結局は観ないのに、わざわざそんな作業をする事に馬鹿らしさを感じたのです。
ゴミ袋に突っ込んだ大量のDVD-Rが、私にそう思わせたのでしょう。
今は一度見たら、DVDレコーダーのハードディスクから削除するようにしています。
そんな訳で、テレビ番組を記録したものは、自分の所有物から殆ど無くなりました。
今後も殆ど増えないでしょう。
しかし別段、困ったことはありませんでした。
むしろ気軽になりました。
どうしても見たくなったら、大抵はレンタル屋にありますしね。

さすがにテレビ番組を全く見ない生活はまだ無理ですが、せめて、ワンセグ対応のウォークマンあたりで済ませられればと思っています。
2011年の地デジ放送完全移行の時が、ちょうど良い時期かと。

家族がモノを溜めこむ性格なので、非常に困っております。
私自身の持ち物は、自分の意思で簡単に処分できますが、人のモノ・共有のモノはそうはいきません。
家族、親戚、どこもモノを溜めこむ人ばかりの中で、私は異端児らしい。
けれど、別段気にもしていないし、むしろこの性格の方が好きです。
人のモノや趣味に、どうのこうの意見するのもカッコ悪いので、とにかく自分自身の身の回りだけは着々と整理しています。

ショップへ行って欲しいなあと思っても、衝動買いすることも無くなりました。
「図書館は、自分の本棚」、「ホビーショップは、自分のコレクション棚」などのように考え、本当に自分の家へ持ち込むまでに吟味するようにしています。
そうしますと案外、買わなくても済みます。

新潟市は粗大ゴミを処分するのが面倒なので、今まで使っていた家具などは、リサイクルショップへ売りました。
買取価格が非常に低くて、ヘコみました。
リサイクルショップへ行った帰りは、いつもそういう感情になるので、なるべく利用したくないです。
そういう意味でも、無駄なモノは買わないようにしようと思います。

この冬を自動車無しでも生活ができそうならば、いよいよ自動車も処分しますよ。
その後、私の「足」となる道具が必要です。

うーむ、年内中に納車されるのだろうか・・・。