2007年11月02日

幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい

フランスの哲学者・アランはこんな事を言っています。

「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい(『幸福論』白井健三郎訳)」

つまらない人生だと愚痴をこぼし、苦虫をかみつぶしたような顔をしていると、ますます人生は行き詰まっていくものです。

私自身、物凄く辛いことがあり、それについて人に相談したことがありました。
そうしましたとろ、「むしろ胸をはって笑い飛ばしたらどうだろう。堂々としていればいいよ」と言ってくれた人がいました。
あの時、本当に嬉しかったなあ。
どん底に落ちていた私でしたが、状況は変わっていないはずなのに、いっぺんに周りの視界が開けたような感覚になりました。

同じ環境、同じ状況なのですが、ともかく私自身は恐れることなく堂々としていました。
いつの間にか、その事についてクヨクヨと考える事も無くなり、自然に笑顔を作れる心を取り戻すことができました。
前向きに物事を考えていれば、自ずと良い方向へ人生は進むものなんだなあと感じました。

横になって本を開いて読んでいますと、ついウトウトと眠くなってしまうものです。
これは、本がつまらないのではなく、「横になる」とは眠る姿勢だからです。
身の振る舞い方は、生理と心理に深い影響を及ぼすものです。

あなたの今の身の振る舞いは、本当に今、自分がやろうとしている事に相応しい姿勢ですか?

Posted by kanzaki at 2007年11月02日 22:38