2008年01月30日

戦後の新潟駅を再現-鉄道博物館(さいたま市)

私は鉄道マニアという訳ではありませんが、鉄道にはある種の魅力を感じております。
そんな魅力を提供する鉄道博物館が、さいたま市にあります。

●公式サイト:鉄道博物館 - THE RAILWAY MUSEUM -
http://www.railway-museum.jp/top.html

住所:〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
電話:048-651-0088
アクセス:JR大宮駅から新交通システムのニューシャトルで一駅目の鉄道博物館で下車

2006年5月、東京・神田にあった交通博物館が閉館し、その後、鉄道博物館としてリニューアルしました。
既に延べ来館者数は50万人を突破。
今でも平日で3,000人、休日になると9,000人近い入場者数となるそうです。

地上三階建て、延べ面積約2万8千平方メートル。
前身の交通博物館に比べて展示面積は2倍、展示車両も8両から36両と大幅に増えました。

一階はヒストリーゾーン。
明治から現代までの日本の鉄道の歴史が、実物の車両とともに展示されています。

1872年10月、新橋-横浜間を最初の鉄道が走りました。
そのときの蒸気機関車が、英国製の「1号機関車」です。
小ぶりなスタイルは、まるで「きかんしゃトーマス」です。

戦後、大量輸送時代を迎え、特急が全国を走りました。
鉄道博物館にて、新潟駅一番線ホームに特急「とき」が停車している風景が再現されています。

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(地元新聞紙より)

ゾーンの中心には、C57型蒸気機関車が展示されおり、その力強い姿で人気者。
家族連れが、次々と一緒に写真に納まっています。

山手線や新幹線などの運転体験もできるそうです。
また、日本初のSL運転シミュレーターとして、D51型蒸気機関車の運転台を設置してあります(約15分の操作可能、予約制、500円)。

2階には、線路延長約1.41キロの日本最大規模のジオラマがあります(幅にして25メートルあります)。

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街や山間を抜けて新幹線や特急、蒸気機関車が走っています。
保有車両は600両!
朝から夜の風景を再現した観覧プログラムもあります。

是非、一度は行ってみたいものですよ。
なんたって、自分が住んでいる新潟の駅を昔のままに再現しているのですからね。

昔は、東京へ行くのに、深夜11時ぐらいの電車に乗ってでかけた記憶があります。
新幹線で行けるようになってからも、大宮までとか、上野までしか行けなくて、東京駅へ行くには他の電車で乗り継ぐ必要があったっけ。

電車の旅には独特の雰囲気があります。
自動車や飛行機とは違い、ドラマになるんですよねえ。
出会いや別れのシチュエーションがピッタリなのは、やはり電車と駅。
まだ冬は続くため、しばらくは自転車での旅ができません。
この際ですから、電車に乗って旅に出てみるのもよいかもしれませんね。

Posted by kanzaki at 2008年01月30日 21:09