昨晩は仲間たちと、ご飯を食べに行きました。
どうせ行くならば、はじめての店が良いということになりました。
ここ最近も、はじめて行くお店ばかり寄って食べていたのですが、今のところ全て高評価続きだったので、お店を探すのにも力が入ります。
新潟市の116号線を走り続けていると、新潟大学前まで来ました。
大学近くのコンビニ(セーブオン)へ寄り、激安アイス(税込39円)を買いました。
その際にアルバイトの男の子に、近所においしいお店はないかと聞いたところ、「かねこ」というカツ丼とカレーのお店を教えてもらいました。
●「とんかつ かねこ」
住所 新潟県新潟市西区大学南1・7804
TEL 025・262・3550
営業時間 11時〜14時、17時〜22時
定休日 不定休
席数 31
駐車場 10台
参考サイト:
http://www.week.co.jp/ws/wspg0090.asp?ID=00010786
http://www.shindai-nav.com/shopmap/gourmet/tonkatsukaneko/
店の前を撮影したのですが、携帯電話のカメラの性能が低く、上記の写真じゃよく分かりませんねorz
上記のリンク先に、店内の様子が掲載されています。
そこを見てお分かりのとおり、昔ながらの古い建物で、座敷が一間あるだけです(他には、少しばかり座れるカウンターのみ)。
そこに幾つかちゃぶ台があるだけ。
メニュー表は無く、店内の上に貼られている沢山の料理名から選ぶことになります。
とにかく非常にメニューが豊富。
大まかに分けて、カツを使ったドンブリモノ・定食と、カレーの類になります。
あまりにもメニューが多くて、どれにしたらよいか迷いました。
しかも嬉しいことに、どれも値段が安い!
大学生(&私のような貧乏サラリーマン)にはありがたいことです。
壁に、とある雑誌の切り抜きが貼ってありました。
新潟県下越地方のトンカツ部門第1位に、このお店が選ばれた内容でした。
なるほど、安さだけの店ではないようですね。
私は、ここのお店の名物になっている三段カツ丼を頼みました。
三段というぐらいですから、ご飯の上にカツが乗り、更にご飯→カツ→ご飯→カツを乗せているのでしょうね。
メニューの中には、「チャレンジ丼」という1000円もする5段カツ丼(ポカリスエットのオマケ付)もありましたが、さすがに食べられそうに無いので3段にしました。
新潟のカツ丼は他の地方と違い、卵でとじたり、上からタレをかけたりしません。
揚げたカツそのものに、甘めのタレがついているからです。
上記が、その「三段カツ丼」。
お米の隙間から、下に隠れているカツが見えますね。
綺麗にお米とカツが積み上げられておらず、米とカツをかき混ぜた感じでした。
カツは他店のカツと比べてサイコロっぽい形状で、揚げた衣はかなり黒かったです。
これはタレの色なのか、揚げた色なのか分かりませんが、口に含むと甘いタレが口いっぱいに広がっておいしかったです。
私は胃腸が弱いので、変な油を使った食べ物だと、すぐにお腹の調子が悪くなる方なのですが、全く平気でした。
店構えは古いのですが、料理そのものはちゃんとしていますね。
ドンブリはプラスチックなのですが、持ち上げてみると、物凄く重いです。
それだけ、ご飯とカツが沢山使われているということなのでしょう。
実際、食べるのが大変でして、仲間にも食べてもらいながら完食しました。
お通しとして、冷奴とタクアンが付いてきましたし、お味噌汁もついて750円。
お味噌汁が、やけに煮詰まった感じでしょっぱかったのがマイナスですが、それでも大満足には間違いありません。
そして、注文をとったり、料理を運んできてくれる店員の女の子が、かーなーりの美人さんであることを付け加えておきましょう。
下記は、仲間たちが食べた料理です。
上記が「わらじカツ定食」。
ついて来たご飯が、大き目の茶碗にびっしりと詰め込まれていました。
上記は「とろ〜り丼」。
上にかかったドミグラスソース(だったと思う)が秀逸。
メニューで気になったのが、チョコレートを使ったカツ丼。
2月14日のバレンタインデーまでの期間限定メニュー。
カップルとか女の子がいれば、100円値引きしてくれるとか。
店の壁には、メニューの紙札の他に、バレーのサブコーチ募集の張り紙、自衛官募集の張り紙、各社の短期バイト募集の張り紙などがありました。
私達が店内に入った頃は、既に学生で満杯でした。
右の席は、男の子達の集団。
左の席は、女の子達の集団(部活orサークルの後らしく、全員ジャージ)
20歳前後の子達ばかりの中、我々が一気に平均年齢をあげておりますorz
そういう子たちを見ますと、「みんな幼いなあ〜」と思いました。
若いを通り越して、幼く感じます。
肌とか全然違う。
幼いと言っても、見下しているわけではありませんよ。
あまりにも自分と違いすぎて、そう思っただけです。
新潟大学の学生ですから頭も良い。
実際、私の会社にいる新潟大学卒の子達は、仕事も出来るし性格も良いです。
将来に希望・可能性がある子たちを見ていると、本当に羨ましく感じますし、見ている私自身が笑顔になれます。
そんな気持ちを最近だと、NHK大河ドラマ「篤姫」でも感じました。
主人公・於一は、明るく快活。
華道より学問の方が好きで、政に興味を持ち、世の中の不公平感に疑問を持っています。
そういう若い人が世の中を変えていく姿を描いており、非常に今後が楽しみ。
昨年の「風林火山」のような戦国モノも好きですが、ベクトルが違うので、比較することなく楽しめます。
店内にいるこの学生さん達も、数年後には社会に出て活躍する訳ですよね。
新潟やその他の地方をその若い力で活性化してほしいものです。
食事をしていると、彼らの話し声が耳に聞こえてきます。
「○○君に、新潟を出ない理由を聞いたら、"俺は新潟のバイパスが好きなんだ"だって。俺、バイパスが好きなんていう奴、はじめて聞いたよ」
そんな他愛無い話しや、2月になったので後期試験の話題なんかで盛り上がっておりました。
そういや私自身も、自分の大学の近くにあったお好み焼き屋で、仲間と似たような話しをしていたっけ。
本日のNHKのニュースで、こんな事がとりあげられていました。
東京大学の研究グループが、127大学・5万人の大学生を対象にアンケートをとったところ、60%超の人達が、大学の授業に興味がわかない事が分かったそうです。
テレビの取材に応じた大学生達も、「何が身についているのか分からない」「単位を取るための勉強」などと言ってました。
具体的な結果を見ますと、「授業に興味・関心がわかない」と考えた大学生は・・・
よくある・・・17%
ときどきある・・・45%
あまりない・・・27%
ほとんどない・・・9%
という結果でした。
「よくある」、「ときどきある」を合計すると62%になります。
また、一日の勉強量について聞いたところ、授業の予習・復習に費やす時間は「1時間以下」が64%でした。
そのうち、「まったくない」が13%となりました。
更に、漫画を除いた本をどれぐらい読むかについての調査によりますと、
全く読まない・・・29%
1冊・・・28%
2冊・・・17%
3冊・・・8%
4冊以上・・・16&
という結果となり、読書量が多い人もいる反面、かなり少ない人も多いことが分かりました。
国際的に見ても、かなり残念な結果のようです。
まあ私自身、学生の頃はバイトばかりで、あまり褒められたものじゃありませんでした。
それ故、今のような立場で苦しい思いをしているのかなあとも思ったりします。
社会人になった今、欲しいものは別段、貯金をしなくても買えます(家は除く)。
けれど、時間は買えません。
今、いろいろと勉強をしているのですが、仕事にどうしても時間を費やしてしまう為、思うように進んでいません。
学生の頃、目の前の小額のお金に目を奪われず、黙々と将来の為に勉強をしておくべきでした。
本当に今、後悔しております。
私の横でカツ丼を食べていた学生さん達に、将来の為に今、何をするのが大切なのかを考えてもらいたいなあと思いました。
こういう若い世代と沢山話をして、お互いの世代を知り合う事で、何かいろいろと学びあいたいものです。
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