2008年03月09日

春の眠気を克服するコツ

なぜ、春になると眠くなるのでしょう。

「NIKKEIプラス1」によりますと、生体リズムの崩れによる「時差ボケ」なのだそうです。
冬は日照時間が短く気温が低い。
そうしますと、眠りが浅く慢性的な睡眠不足になってしまうのです。
気温と温度が上昇する春になりますと、気分が高揚し、日中の活動量が増え、体が休息を求めます。
三月から四月にかけては、一年を通じて日の長さが最も変わる時期。
生体リズムが崩れ、「時差ボケ」が起きやすくなります。

気持ちよく一日を始めるためには、カーテンを開けて日光を浴びるのが良いそうです。
交感神経が働き、活動を促します。

一日は二十四時間ですが、体内時計は二十五時間サイクルなので、若干のズレが出ますが、外の明るさが修正をしてくれます。
直射日光である必要はなく、外の明るさを感じられれば良いそうです。

熱いシャワーや冷たい水での洗顔も良い刺激となります。
低血圧な人は、布団の中で手を握る動作を繰り返す等をして、血圧を上げてからゆっくり起きると良いそうです。

二度寝は、エンジンのかかった体に逆効果。
寝はじめは眠りが深い為、二度寝からの起床後は切り替えがうまくいかず、午前中いっぱい引きずってしまうそうです。

昼休みの仮眠は、午後からの居眠りを防ぐ効果があります。
しかし、長く眠りすぎると、起きた後にすぐ活動がとれなくなります。
暗い場所や体を横にするのは避け、頭を固定できるイスに、もたれるぐらいが良いのです。
お茶やコーヒーを眠る前に飲んでおくと、カフェインが三十分後から効きはじめ、睡眠を邪魔せず目覚めを促します。

夜の就寝前の行動も大切。
寝る二時間前から部屋の照明を落とすのが効果的。
ホテルの間接照明ぐらいの、かなり薄暗い感じが良いそうで、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が促され、眠気を誘ってくれます。

寝る二時間前に、インターネット、携帯電話、ゲーム、DVD鑑賞をすると寝つきが悪くなります。
寝る三時間前から重い食事はとらない方がいいです。
また、寝酒は睡眠の質を落とします。

平日の睡眠不足を休日の「寝だめ」で解消するのは良くありません。
不要に長く寝ても、浅い眠りを重ねるだけで、効果が期待できないからです。
また、それによって体内時計が狂い、月曜からの行動に響きます。
いつもと同じ時間帯に寝て、軽い昼寝をする方が良いそうです。
朝寝坊はせいぜい、二時間までにしましょう。

今の世の中、働き盛りならば、寝る時間が日によって違うのは仕方がありません。
その代わり、起床時間を一定にしておくのが大切です。

私自身は、平日は必ず夜十一時半までには寝て、朝六時に起きています。
平日の睡眠サイクルは変わらないのですが、昼寝が酷いです。

自転車通勤をしている毎日ですが、大雪になりますと徒歩で会社へ向かわなければいけません。
そうしますと約十五分から二十分ぐらい歩くことになります。
毎日そんな日々が続きますと、夜の睡眠だけでは足りなくなってきて、昼寝をガッツリとってしまいます。
十二時十五分ぐらいから横になり、十二時五十分まで寝ます。
昼寝としては、相当長い時間です。
おかげで起きてしばらくは放心状態。
昼一時には何とか頭のスイッチが仕事モードへ切り替わります。

さすがにこれだけ寝ますと、午後から居眠りをすることはありません。
しかし、冬の間の疲れが今、相当たまってきているので、慢性的な気だるさを感じます。
これはマズイですね。

今日はとても良い天気です。
神ナナを更新したら、自転車で散歩に出かけたいと思います。
仕事や日常生活の疲れを運動の疲れに変換して眠るのは、とても良いことだと思うからです。

Posted by kanzaki at 2008年03月09日 12:58